2025年10月、日本テレビ系の土曜ドラマとしてスタートした『良いこと悪いこと』(読み:いいことわるいこと)は、小学校の同級生が22年ぶりに再会した同窓会をきっかけに、連続殺人事件へ巻き込まれていく考察ミステリーだ。間宮祥太朗と新木優子のW主演に加え、森本慎太郎(SixTONES)、深川麻衣、戸塚純貴、木村昴ら個性豊かな出演者が物語を支えた。
物語の出発点は、タイムカプセルから発見された6人の顔が黒く塗りつぶされた卒業アルバム。かつてクラスの中心にいた高木将(キング)と、いじめを受けていた猿橋園子(どの子)は、同級生の不審死が相次ぐなかで事件の真相を追い始める。しかし、忘れていた7人目の同級生、もう一人の「ドの子」、そして事件の裏側に隠された復讐計画が明らかになるにつれ、物語は単純な犯人探しから、人間の罪と責任を問う社会派ドラマへと変化していった。
2026年11月現在、本編は全10話で完結。Huluオリジナルストーリー10.5話、6月発売のBlu-ray・DVD BOX、3月発売のシナリオブックなど、放送終了後も作品を楽しめる関連コンテンツがそろっている。
【作品概要】「良いこと悪いこと」はどんなドラマ?全何話でいつ放送された?

『良いこと悪いこと』は、日本テレビが制作した2025年10月期の土曜ドラマ。脚本はガクカワサキ、音楽はJun Futamataが担当し、狩山俊輔、滝本憲吾、長野晋也が演出を務めた。
物語の舞台は、卒業から22年が経過した小学校の同級生たちの再会。かつての仲間たちがタイムカプセルを掘り起こしたところ、卒業アルバムに不可解な異変が見つかる。
黒く塗りつぶされていたのは、クラスのなかでも特定の6人の顔だった。
その直後から同級生の不審死が発生。過去の記憶をたどるうちに、彼らが忘れていたいじめの事実や、もう一人の被害者の存在が浮かび上がる。
放送・配信情報一覧| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 良いこと悪いこと |
| 読み方 | いいことわるいこと |
| 放送局 | 日本テレビ系 |
| 放送枠 | 土曜ドラマ |
| 放送開始日 | 2025年10月11日 |
| 最終回 | 2025年12月20日 |
| 話数 | 本編全10話 |
| 放送時間 | 毎週土曜21時 |
| 脚本 | ガクカワサキ |
| 音楽 | Jun Futamata |
| 主題歌 | ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」 |
| W主演 | 間宮祥太朗・新木優子 |
| Hulu特別編 | オリジナルストーリー10.5話 |
日本テレビの公式番組情報では、第1話から第10話までの放送が確認できる。11月29日は放送休止を挟み、12月20日に最終回を迎えた。
あらすじを序盤から最終回まで整理第1話~第3話:同窓会と連続殺人の始まり
高木将は、かつてクラスのリーダーだったキング。現在は実家の塗装会社を継ぎ、妻と娘と暮らしている。
同窓会で22年ぶりに集まった元6年1組の仲間たち。タイムカプセルから見つかった卒業アルバムには、6人の顔が黒く塗られていた。
やがて武田敏生ら同級生が次々と不審な死を遂げる。
高木は、過去に猿橋園子を「どの子」と呼んでいじめていた事実と向き合うことになる。
第4話~第6話:夢の映像と過去の記憶
事件の標的となった仲間たちは、当時の担任や学校関係者を訪ね、過去に何が起きたのかを調べ始める。
重要な手がかりとなるのが、タイムカプセルに入っていた夢の映像と、そこから失われたDVDだった。
一方、園子にも世間から疑いの目が向けられ、事件の真相を追う2人の関係にも緊張が生まれる。
第7話~第8話:忘れられた7人目ともう一人の被害者
高木たちは、仲良しグループが6人ではなく、本当は7人だったことを思い出す。
「博士」と呼ばれていた森智也の存在が明らかになり、事件の容疑者として浮上する。
しかし、第8話の最後に見つかったDVDには、さらに重要な人物が映っていた。
それが、もう一人の「ドの子」こと瀬戸紫苑だった。
第9話:犯人の正体が判明
高木や園子たちが紫苑について調べるなか、刑事の宇都見啓が一連の事件の実行犯だったことが明らかになる。
加えて、ターボーこと小山隆弘まで命を落とし、事件は最悪の展開を迎える。
しかし、宇都見が逮捕されても物語は終わらない。彼の背後にいる人物の存在が示され、最終回へとつながっていく。
第10話:はじまり
最終回では、事件の背後にあった復讐計画と、紫苑をめぐる人間関係が明らかになる。
高木は過去の自分の行動を認め、殺人によって決着をつけるのではなく、自分の罪を公にして責任を負う道を選択する。
ラストでは、娘の花音にもいじめが及んでいることが描かれ、作品は次の世代へ向けた問いを残して幕を閉じた。
【キャスト相関図】キング・どの子・ターボーと真相を左右した人物たち
本作の人物関係を理解するうえで重要なのは、現在の人間関係と、小学生時代の過去を分けて考えることだ。
登場人物の多くは、22年前の出来事を正確に覚えていない。忘れてしまった記憶そのものが、事件を解き明かす重要な手がかりになっている。
主要キャストと役柄| 登場人物 | キャスト | 役柄・関係 |
|---|---|---|
| 高木将(キング) | 間宮祥太朗 | 元クラスのリーダー。現在は塗装会社の社長 |
| 猿橋園子(どの子) | 新木優子 | 小学生時代にいじめを受けた転校生。週刊誌記者 |
| 小山隆弘(ターボー) | 森本慎太郎 | 高木の親友。アプリ開発会社の社長 |
| 宇都見啓 | 木村昴 | イマクニの常連客で、警察の刑事 |
| 今國一成 | 戸塚純貴 | スナック「イマクニ」の店主 |
| 東雲晴香 | 深川麻衣 | 園子の同僚である週刊アポロの記者 |
| 森智也(博士) | 古舘佑太郎 | 忘れられていた7人目の同級生 |
| 瀬戸紫苑(ドの子) | 大後寿々花 | 園子とは別の、もう一人のいじめ被害者 |
| 土屋ゆき(ゆっきー) | 剛力彩芽 | 元6年1組の同級生 |
| 小林紗季(委員長) | 藤間爽子 | 元6年1組の学級委員長 |
| 桜井幹太(カンタロー) | 工藤阿須加 | 元6年1組の同級生 |
| 中島笑美(ニコちゃん) | 松井玲奈 | 元6年1組の同級生 |
| 豊川賢吾(トヨ) | 稲葉友 | 元6年1組の同級生 |
| 羽立太輔(ちょんまげ) | 森優作 | 元6年1組の同級生 |
| 武田敏生(貧ちゃん) | 水川かたまり | 元6年1組の同級生 |
高木は、小学生時代にクラスの中心にいた人物。周囲からキングと呼ばれ、仲間たちを率いる立場だった。
しかし、そのリーダーシップは必ずしも良い方向に働いていたわけではない。
園子や紫苑へのいじめに関わっていたにもかかわらず、大人になった高木は過去を十分に思い出せていなかった。
間宮祥太朗の演技で注目したいのは、過去の自分と現在の自分の間にある矛盾だ。家族を大切にする父親であることと、過去に誰かを傷つけた事実は、別々に存在する。
最終回で高木が選んだ行動は、この矛盾を真正面から受け止めるものだった。
新木優子が演じる猿橋園子(どの子)園子は6年生のときに転校してきた少女で、クラスの仲間から「どの子」と呼ばれていた。
大人になった現在は週刊アポロの記者として活動している。
事件を追うなかで、園子は被害者としてだけではなく、過去を明らかにする取材者としての立場も担う。
高木と再会した園子は、簡単に過去を許すわけではない。しかし、復讐だけを正義とすることにも同意しない。
その姿勢が、最終回の重要な選択につながっていく。
森本慎太郎が演じる小山隆弘(ターボー)ターボーは高木の親友で、現在はアプリ開発会社を経営している。
高木と長年の付き合いがあり、事件の真相を追う仲間でもあるため、視聴者からは早い段階から犯人説や黒幕説が浮上していた。
しかし、第9話で宇都見の手によって命を落とす。
森本慎太郎の演技は、友情と疑念が同時に存在するターボーの複雑さを際立たせた。
キャストを見るときに押さえたい3つの関係- キングとどの子: 過去の加害者と被害者。現在は事件の真相を追う関係。
- ターボーとキング: 長年の親友であり、過去の出来事を共有する重要人物。
- 今國・東雲・宇都見: 紫苑をめぐる復讐計画に関わった人物たち。
【最終回ネタバレ】良いこと悪いことの真犯人の正体と結末を解説
※ここから先は第9話・第10話およびHulu10.5話のネタバレを含む。
本作で混乱しやすいのが、「犯人」と「真犯人」の違いだ。
第9話で連続殺人の実行犯は判明する。しかし、その人物がなぜ事件を起こしたのか、誰が復讐を支えていたのかという問題は、最終回まで持ち越される。
連続殺人の実行犯は宇都見啓宇都見啓を演じたのは木村昴。
事件を調べる刑事でありながら、実際には連続殺人を実行していた人物だった。
宇都見の行動の背景にあったのは、婚約者だった瀬戸紫苑の死である。
紫苑は小学生時代、高木たちからいじめを受けていた。転校後はフリースクールのタクト学園で生活し、そこで今國や東雲とつながりを持つ。
紫苑はピアニストになる夢を持っていたが、高木が再び現れたことで過去のトラウマがよみがえり、ピアノを弾けなくなってしまった。
その後、紫苑は自ら命を絶つ。
宇都見は婚約者を失った悲しみと怒りから、復讐に加わることになる。
真の計画に関わっていたのは今國と東雲最終回で明らかになったのが、今國一成と東雲晴香の存在だ。
今國と東雲は、紫苑と同じタクト学園で過ごした人物だった。
3人は互いの夢を語り合い、苦しい時期を支え合ってきた仲間だった。
そのため、紫苑の死は2人にとっても大きな喪失だった。
今國は高木を自分の店に通わせ、復讐計画の最後に必要な人物として近づいていた。
東雲もまた、週刊アポロの記事を通じて事件を世間に広め、高木たちの過去のいじめを公表する役割を担っていた。
つまり、事件の構造は次のように整理できる。
- 宇都見啓:連続殺人の実行犯。
- 今國一成:高木に接近し、復讐計画を進めた人物。
- 東雲晴香:報道を通じて復讐計画に関わった人物。
- 瀬戸紫苑:復讐の発端となった被害者。
宇都見だけを逮捕すればすべてが解決するわけではなかった。3人の間にあった紫苑への思いと、過去のいじめが事件の根底にあったのである。
今國が高木に求めた最後の選択最終回で印象的なのが、今國が高木に銃を差し出す場面だ。
今國は、高木に自分を殺させようとする。
それは単に命を奪わせるためではない。
高木が真犯人を殺し、最終的に殺人犯になるという復讐の完成形を実現させようとしていた。
しかし、高木は引き金を引かなかった。
彼は、自分が過去に悪いことをしていたと理解していながら、十分に向き合ってこなかったことを認め、今國に謝罪する。
ここで高木が選んだのは、さらなる暴力ではなく、自分の責任を引き受けることだった。
最終回の結末は高木の告白と花音のラストシーン事件の後、高木は園子がセッティングした独占取材に応じる。
そして、自分がいじめをしていたことを公に認め、今後は自分の選択に責任を持つと語る。
一方、園子は東雲から復讐計画への協力を求められるが、それを受け入れない。
園子が選んだのは、誰かを罰するために生きることではなく、人々が自分で良い行動を選べる可能性を信じることだった。
そして最後の約30秒。
学校の倉庫に閉じ込められた花音が泣いていると、扉が開き、誰かが声をかける。
この場面は、小学生時代に園子や紫苑が経験した出来事と重なる。
過去と同じような状況が再び起きても、誰かが手を差し伸べることで、結末は変えられるかもしれない。
犯人が判明して終わるだけではなく、いじめの連鎖を次の世代に引き継がせないという作品のテーマが、最後に凝縮されていた。
【伏線回収・考察】黒塗りの卒業アルバムと「ドの子」に隠された意味
『良いこと悪いこと』の魅力は、事件の犯人を当てるだけではなく、登場人物が忘れていた記憶そのものを疑わせる構成にある。
特に重要なのは、卒業アルバム、夢の映像、7人目の存在、そして2人の「どの子」だ。
伏線1:黒く塗りつぶされた卒業アルバム最初に視聴者へ提示される大きな謎が、6人の顔だけが塗りつぶされた卒業アルバムだ。
当初は、単純に犯人が6人を標的にしていることを示すものに見える。
しかし物語が進むにつれ、6人だけを見ていては本当の事件の構造を理解できないことが分かる。
高木たちが忘れていたのは、被害者の存在だけではなかった。
自分たちが誰かを傷つけたという記憶そのものだった。
伏線2:「博士」と呼ばれた7人目の森智也森智也は、高木たちの仲間だった7人目の同級生。
しかし、長い年月の間にその存在は忘れられていた。
第8話で森が登場したことで、視聴者は彼こそ黒幕ではないかと考えた。
実際には、森は過去のいじめに関係する重要な人物であり、物語の謎を解く手がかりを持っていた。
特に、彼が高木に渡したDVDは、事件の核心に近づく重要なアイテムとなった。
伏線3:「どの子」と「ドの子」は別人この作品で特に巧妙だったのが、名前の似た2人の存在だ。
- どの子:猿橋園子。
- ドの子:瀬戸紫苑。
園子は6年生のときに転校してきた少女。
一方、紫苑は5年生の時期にいじめを受け、その後に転校していた。
2人は同じ人物ではなく、同じグループによるいじめの被害者だった。
字幕や会話のなかに登場する微妙な違いが、後半の大きな伏線につながっていたのである。
伏線4:タイムカプセルから消えたDVD夢を語る映像には、卒業アルバムだけでは分からない過去の真実が記録されていた。
高木たちは自分たちが覚えている出来事を基準に過去を振り返っていたが、映像には忘れていた人物の姿が残されていた。
ここで重要なのは、記憶と記録が必ずしも一致しないということだ。
人間は自分に都合の悪い出来事を忘れてしまうことがある。しかし、記録された事実まで消えるわけではない。
伏線5:主題歌「アゲハ蝶」が演出する平成の記憶主題歌に起用されたポルノグラフィティの「アゲハ蝶」は、2001年6月27日に発売されたシングル。
本作が描く小学生時代の記憶と、平成の空気感に重なる楽曲だ。
2025年の放送開始時点で、発売から24年が経過していた名曲を主題歌に採用したことも話題になった。
単に懐かしい楽曲を流すのではなく、かつての記憶と現在の出来事をつなぐ演出として機能している。
【プロの結論】伏線回収の本当の意味は犯人探しの先にあるこの作品の伏線を整理すると、最も重要なテーマは「人間は自分の過去をどこまで正確に覚えているのか」という問いに行き着く。
高木たちは、かつての仲間を大切にしていたという記憶を持っていた。
しかし、その記憶の裏側には、園子や紫苑を傷つけた行動があった。
犯人を見つけることは事件を解決するための第一歩にすぎない。
自分が誰かを傷つけたとき、その事実を認め、責任を持って行動できるのか。
本作は、ミステリーの仕掛けを通じて、その問題を視聴者にも投げかけている。
【Hulu10.5話・2026年商品情報】配信内容とBlu-ray・シナリオブックを紹介
本編を見終わった後に押さえておきたいのが、Huluオリジナルストーリー10.5話と、2026年に発売された関連商品だ。
Huluオリジナル10.5話のあらすじ日本テレビとHuluの発表によると、10.5話は2025年12月20日の本編最終回放送後からHulu独占配信がスタートした特別ストーリー。
物語の舞台は、すべての真相が明らかになってから数日後。
事件は終わったものの、高木や園子たちは過去の出来事を簡単に忘れることができず、それぞれの生活のなかで葛藤を抱えている。
特に注目したいのが、高木の娘・花音のエピソードだ。
花音は学校の宿題で「将来の夢」を絵に描くことになる。
本編最終回で描かれたいじめの問題を受けて、子どもたちが未来について考える姿が描かれる。
10.5話は、本編の謎を解くための続編というより、事件の後に残された人々の心情を補うエピローグとして位置づけられる。
最終回を見て、登場人物のその後が気になった人には特におすすめだ。
Blu-ray・DVD BOXの発売日は2026年6月10日日本テレビと発売元のVAPが発表した商品情報は次のとおり。
| 商品 | 発売日 | 価格(税込) | 主な仕様 |
|---|---|---|---|
| Blu-ray BOX | 2026年6月10日 | 29,040円 | 4枚組・本編約450分+特典映像 |
| DVD BOX | 2026年6月10日 | 22,990円 | 4枚組・本編約450分+特典映像 |
共通特典として、次の内容が用意されている。
- 撮影の裏側を収録したメイキング映像
- オールカラーブックレット
- 先着購入者向けオリジナルステッカー6枚セット
本編を繰り返し見たい人だけでなく、撮影現場の様子や出演者の演技を振り返りたい人にも向いている。
先着購入特典は数量限定で、取り扱い状況は販売店によって異なる。
シナリオブックは2026年3月16日発売2026年3月16日には、宝島社から『良いこと悪いこと シナリオブック』が発売された。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 良いこと悪いこと シナリオブック |
| 脚本 | ガクカワサキ |
| 発売日 | 2026年3月16日 |
| 出版社 | 宝島社 |
| 価格(税込) | 2,420円 |
| 収録内容 | 本編全10話+Huluオリジナルストーリー |
| 特別企画 | ガクカワサキ×鈴木将大プロデューサー対談 |
本書の注目点は、単にドラマのストーリーを文章化しただけではないことだ。
相関図や全話の脚本に加え、脚本家とプロデューサーによる対談も収録されている。
特に興味深いのは、放送中に話題になった伏線や、主題歌「アゲハ蝶」を選んだ理由、別のエンディング案など、制作の裏側に触れられる点だ。
ドラマの考察を深めたい人にとっては、Blu-ray・DVDとは違った価値のある関連商品といえる。
【評判・人気の理由】TVer再生回数4600万回突破の背景とは?
『良いこと悪いこと』は、放送中にTVerの再生記録を何度も更新した作品でもある。
日本テレビが2025年12月に発表した情報によると、12月6日放送の第8話は、8日間のAVOD再生回数が366万回を記録した。
これは日本テレビのレギュラードラマ歴代1位の記録で、同作による更新は4度目だった。
加えて、TVerの累計再生回数は12月14日時点で46,615,912回を突破。関連動画を含む見逃し配信の合計で、TVer Data Marketingの調査による数字だ。
12月15日時点のお気に入り登録者数も132万人を超えていた。
人気の理由1:毎週の考察に参加できる構成本作は、犯人が誰なのかを視聴者が予想できる構成になっている。
森智也、今國一成、ターボー、宇都見啓など、複数の人物に疑いが向けられ、放送後にはそれぞれの行動や表情を見直す楽しみが生まれた。
犯人が分かった後も、動機や共犯関係、過去の出来事を考え直す余地が残されていた。
このように、一度見ただけでは気づきにくい情報を散りばめた構成が、繰り返し視聴される理由の一つになった。
人気の理由2:平成の懐かしさと現在の人間ドラマ小学校の同級生、タイムカプセル、卒業アルバム、夢を語る映像。
こうしたアイテムは、当時の学校生活を知る世代にとって懐かしさを感じさせる。
そこに2001年発売の「アゲハ蝶」が重なることで、平成の記憶と2025年の物語が自然につながった。
単なるノスタルジーではなく、過去の出来事を現在の自分がどう受け止めるのかというテーマにも結びついている。
人気の理由3:出演者の演技力と人物描写間宮祥太朗、新木優子、森本慎太郎を中心に、戸塚純貴、深川麻衣、木村昴らがそれぞれの役柄を演じた。
特に最終回では、高木、園子、今國、東雲の間にある価値観の違いが鮮明になる。
それぞれに譲れない理由があり、単純に誰か一人を悪者として片づけられない。
放送後のエンタメ報道でも、最終回の演技や花音のラストシーンに注目が集まり、視聴者の間では真犯人の位置づけや物語の結末についてさまざまな反応が見られた。
どんな人におすすめできる?おすすめできる人
- 毎週犯人を予想する考察ミステリーが好きな人
- 過去の伏線が最終回で回収される作品を見たい人
- 人間関係や心理描写を重視するドラマが好きな人
- いじめや加害者の責任など、社会的なテーマを考えたい人
- 本編の後日談まで楽しみたい人
注意したい人
- 連続殺人やいじめを扱う重い展開が苦手な人
- 犯人が判明すればすべてが明快に解決する作品を求める人
- 最終回に完全な爽快感や勧善懲悪を期待する人
本作は、事件の解決と登場人物の救済を同じものとして描いていない。重いテーマを扱うため、視聴者によっては後味の複雑さが残る作品でもある。
【よくある質問】良いこと悪いことに関するFAQ
Q1:ドラマ「良いこと悪いこと」は全何話ですか?
A:本編は全10話です。2025年10月11日に放送が始まり、12月20日に最終回を迎えました。Huluでは本編とは別に、オリジナルストーリー10.5話が配信されています。
Q2:良いこと悪いことの真犯人は誰ですか?
A:連続殺人の実行犯は宇都見啓(木村昴)です。今國一成(戸塚純貴)と東雲晴香(深川麻衣)も、瀬戸紫苑をめぐる復讐計画に関わっていました。
Q3:キングとどの子は誰が演じていますか?
A:キングこと高木将は間宮祥太朗、どの子こと猿橋園子は新木優子が演じています。小学生時代の2人にも、それぞれ別の子役が起用されています。
Q4:どの子とドの子は同じ人物ですか?
A:別人です。どの子は猿橋園子、ドの子は瀬戸紫苑です。2人とも小学生時代に高木たちからいじめを受けていました。
Q5:ターボーは最終回まで生きていますか?
A:いいえ。小山隆弘(森本慎太郎)は第9話で宇都見に殺害されます。高木にとって親友だったターボーの死は、最終回にも大きな影響を与えています。
Q6:Huluの10.5話は何が描かれていますか?
A:事件が解決した数日後の高木や園子たちの日常を描くエピローグです。花音が学校の宿題で将来の夢を描くエピソードも登場します。
Q7:Blu-ray・DVDとシナリオブックの発売日はいつですか?
A:Blu-ray・DVD BOXは2026年6月10日、シナリオブックは2026年3月16日に発売されました。シナリオブックには本編全10話とHuluオリジナルストーリーの脚本が収録されています。
『良いこと悪いこと』は、黒く塗りつぶされた卒業アルバムから始まる連続殺人事件を描きながら、最終的には過去のいじめと向き合う人間の姿を描いた作品だった。
間宮祥太朗演じる高木将、新木優子演じる猿橋園子、森本慎太郎演じる小山隆弘を中心に、忘れられていた7人目の森智也、もう一人の被害者である瀬戸紫苑、そして宇都見・今國・東雲の復讐計画が絡み合う。
真犯人の正体が明らかになった最終回で、最も重要だったのは高木が銃を撃たなかったことだ。
過去に犯した罪を認めることと、復讐によって新たな罪を生み出すことは違う。高木は自分の過ちを公にし、これからの行動に責任を持つことを選んだ。
2026年にはBlu-ray・DVD BOXとシナリオブックも発売され、Hulu10.5話を含めて作品の世界を振り返る環境も整っている。
「良いこと」と「悪いこと」は、最初から決められているものではない。人はその都度、自分の行動を選び、その結果に向き合わなければならない。
花音の倉庫の扉が開いた最後の場面は、過去と同じ悲劇を繰り返さないために、次の世代が何を選ぶのかという希望を残した。
犯人探しの面白さだけでなく、見終わった後にも自分の過去や他者との関係について考えさせる。それこそが『良いこと悪いこと』が多くの視聴者を引きつけた理由なのではないだろうか。
主な事実確認資料: 日本テレビ公式番組情報・キャスト相関図・最終回関連発表、Hulu公式配信告知、VAP商品情報、宝島社シナリオブック発売情報、TVer Data Marketing調べの再生実績、entax・ENCOUNTの放送後報道。