2026年11月現在、『サンデーモーニング』の男性コメンテーターを調べる際に押さえたいのは、ニュースを扱うパネリストと、スポーツコーナーの「週刊御意見番」が別の出演枠になっている点です。
また、ニュースのパネリストは毎週同じメンバーではありません。TBSテレビの番組情報に掲載された2026年11月1日放送回では、藤原帰一、斎藤幸平らがパネリストとして出演し、スポーツ御意見番には上原浩治と前田健太が名を連ねました。
直前の10月25日放送回では、寺島実郎と松原耕二が男性パネリストとして出演。スポーツ御意見番は上原浩治と井口資仁でした。このように、放送回によって男性出演者の顔ぶれが変わります。
2026年の主な男性出演者国際政治を専門とする研究者。2026年11月1日放送回のパネリスト。
経済思想や環境問題などを専門とする研究者。11月1日放送回に出演。
多摩大学学長、日本総合研究所会長。国際情勢、経済、外交などを幅広く論じる。10月25日放送回に出演。
元TBS報道記者。報道1930のメインキャスターを務める。10月25日放送回に出演。
スポーツコーナーのレギュラー御意見番。週替わりのゲストとともに野球などを解説する。
2026年11月1日放送回のスポーツ御意見番ゲスト。
2026年10月25日放送回のスポーツ御意見番ゲスト。
出演者の専門分野と放送回は、TBSの番組情報を基準に整理しています。スポーツ御意見番については、TBS公式サイトでも上原浩治をレギュラーとし、週替わりゲストとともに進行する形式を案内しています。
司会・サブキャスターとコメンテーターは別の役割現在の公式出演者ページには、膳場貴子、駒田健吾、唐橋ユミ、杉浦みずき、中西悠理が掲載されています。
ただし、この5人が全員ニュースの意見を述べるコメンテーターというわけではありません。膳場は総合司会、駒田・唐橋・杉浦・中西は番組進行を支えるサブキャスターです。パネリストは別枠で、放送回ごとの番組情報に掲載されます。
したがって、男性出演者を探す場合は、次の3つを分けて調べると混乱しません。
- ニュース・社会問題を論じる男性パネリスト
- スポーツを解説する男性御意見番・ゲスト
- 番組進行を担当する男性アナウンサー
【青木理の経歴】共同通信社時代と元ソウル特派員としての実績
1966年生まれ・ジャーナリスト
共同通信社の記者を経て独立。社会問題、警察・公安、刑事司法、朝鮮半島、メディアなどを取材してきた。
『サンデーモーニング』の男性コメンテーターを検索すると、特に名前が挙がりやすいのが青木理です。政治や社会問題に対する批評的な発言で知られ、番組の論客として出演してきました。
青木の特徴は、単に時事ニュースを解説するだけでなく、記者として現場で取材してきた経験を議論に持ち込む点にあります。
共同通信社への入社からフリー転身まで青木理は1966年、長野県に生まれました。慶應義塾大学文学部を卒業後、1990年に共同通信社へ入社しています。
入社後は大阪社会部、成田支局などを経て社会部記者となり、東京社会部では警視庁の警備・公安部門を担当しました。オウム真理教事件や阪神・淡路大震災など、社会に大きな影響を与えた事件・災害の取材にも携わっています。
その後、外信部に移り、韓国の延世大学で韓国語を学んだ経験を経て、2002年から2006年までソウル特派員を務めました。韓国の政治・社会事情や日韓関係に対する知識は、この時期の海外取材経験とも結びついています。
2006年に共同通信社を退社してフリーランスとなり、以後はジャーナリスト、ノンフィクションライター、テレビ・ラジオのコメンテーターとして活動しています。
青木理の代表的な著作青木はテレビ出演だけでなく、事件や国家権力、警察組織などを扱ったノンフィクション作品も発表してきました。
- 『日本の公安警察』(講談社現代新書)
- 『絞首刑』(講談社)
- 『誘蛾灯』(講談社)
- 『日本会議の正体』(平凡社新書)
- 『安倍三代』(朝日新聞出版)
こうした著作のテーマからも、青木が政治的な出来事だけでなく、捜査機関や制度、歴史的背景といった構造的な問題に関心を持って取材してきたことが分かります。
2024年の出演自粛と2025年の番組復帰青木の番組出演歴を語るうえでは、2024年から2025年にかけての経緯も外せません。
2024年9月、インターネット番組「ポリタスTV」での発言が批判を集めました。青木は同月27日の配信で謝罪・撤回し、地上波テレビへの出演を当面自粛する考えを示しました。
その後、2025年8月10日に『サンデーモーニング』へ約10カ月ぶりに生出演。番組冒頭で自身の発言について改めて謝罪し、今後は発言に一層注意していく考えを述べました。
これは番組からの永久降板と同じ意味ではありません。一方、2026年11月1日放送回の出演者欄には青木の名前はありません。過去の出演実績と現在の週次出演者を混同しないことが大切です。
【歴代コメンテーターの変遷】1987年から現在までの男性論客
『サンデーモーニング』は1987年10月4日にスタートしました。番組初期から現在まで、男性コメンテーターには新聞記者、国際政治学者、評論家、大学教授、ジャーナリストなど、異なる専門分野の人物が起用されてきました。
歴代出演者を理解するには、単純に名前を並べるより、どの時代にどのような専門性が求められていたのかを見ると分かりやすくなります。
代表的な男性コメンテーターと出演歴※歴代の代表的な出演者を抜粋したもの。出演期間や出演頻度は人物によって異なり、毎週の固定出演を意味するものではありません。
初期の出演者については、新堀俊明が番組開始時から1997年まで、浅井信雄が1991年から2014年まで出演した記録があります。岸井成格も1994年から長期にわたり出演し、政治報道の論客として番組を支えました。
歴代の男性コメンテーターに共通する特徴歴代出演者を振り返ると、単なる知名度やタレント性だけではなく、専門分野における実績が重視されてきたことが分かります。
例えば、岸井成格は新聞社の政治部門で経験を積んだジャーナリスト、浅井信雄は国際政治学者、寺島実郎は企業・経済・国際戦略の経験を持つ研究者です。青木理や松原耕二は報道現場での取材経験を持っています。
こうした人選によって、番組は政治ニュースを政治家の発言だけで終わらせず、国際情勢や社会制度、経済構造など複数の角度から考える討論の場を形成してきました。
【関口宏から膳場貴子へ】2024年4月7日の司会交代と番組の変化
1987年の番組開始から2024年3月31日まで総合司会を担当。
2024年4月7日から総合司会に就任。
『サンデーモーニング』の歴史における最大級の転換点は、36年半続いた関口宏の司会交代です。
関口は1987年の放送開始から番組の総合司会を務めてきましたが、2024年3月31日の放送を最後に卒業しました。そして翌週の4月7日から、膳場貴子が新たな総合司会に就任しました。
膳場貴子のキャリアと起用の背景膳場貴子は1997年にNHKへ入局し、『おはよう日本』『プロジェクトX~挑戦者たち~』などを担当。紅白歌合戦の紅組司会も経験しました。
2006年にNHKを退局してフリーに転向し、TBSの『筑紫哲也NEWS23』でサブキャスターを務めました。2016年からは『報道特集』のキャスターとして取材・報道に携わり、2024年4月に『サンデーモーニング』の総合司会に就任しています。
つまり、単に番組の司会者を交代したというより、NHKとTBSの報道現場で経験を重ねたキャスターに番組の進行を引き継いだ形です。
司会交代で変わったのは出演者だけではない2024年3月の交代発表では、番組は従来のパネリストやスポーツ御意見番の顔ぶれを引き継ぎながら、新しい世代の出演者も積極的に招く方針を示していました。
サブキャスターにはTBSアナウンサーの駒田健吾が加わり、唐橋ユミ、杉浦みずき、中西悠理、スポーツ御意見番の上原浩治は続投する形となりました。
また、教育、ジェンダー、子育てなど、より広い世代が関心を持つテーマも扱う方向性が示されています。司会交代は、番組の伝統を保ちながら視聴者層を広げるための転換でもありました。
【男性コメンテーターの評判】視聴者が評価する点と批判される点
『サンデーモーニング』の男性コメンテーターに対する評価は、一様ではありません。専門的な分析を評価する人がいる一方、番組全体の論調や意見の方向性に疑問を持つ視聴者もいます。
この違いを理解するには、コメンテーター個人への評価と、番組の編集・構成に対する評価を分ける必要があります。
評価されるポイントまず評価されやすいのは、専門知識を背景にした解説です。
- 新聞社や通信社での取材経験に基づく報道の視点
- 国際政治や外交を長期的な歴史の流れから分析する能力
- 経済や社会制度の問題を構造的に説明する専門性
- 政府発表や政治家の説明をそのまま受け取らず、検証する姿勢
特に寺島実郎のように企業活動と国際情勢の双方に詳しい人物や、青木理のように事件取材と警察・公安の現場を経験した人物は、それぞれ異なる専門領域からニュースを分析できます。
批判や疑問が生まれるポイント一方、議論の方向性が似通っているように感じられることや、異なる立場の意見が十分に紹介されているのかという疑問も、番組評価の論点になっています。
2026年9月に開かれたRSK山陽放送の番組審議会では、『サンデーモーニング』について、男女・年齢層のバランスはよいという評価が出た一方、結論が同じ方向に向かうように感じるという意見や、若いコメンテーターをもっと増やしてほしいという意見も示されました。
これは全国の視聴者を対象にした世論調査ではなく、放送局の番組審議会で出された意見です。しかし、出演者の専門性だけでなく、意見の多様性や世代構成も評価の対象になっていることが分かります。
司会交代に対する視聴者の反応TBSの視聴者センターを担当する関係者が2024年6月に紹介した内容では、関口から膳場への交代当初には厳しい意見も多く寄せられた一方、新しい進行や雰囲気を評価する声もありました。
つまり、視聴者の評価は司会者の性別や年齢だけで決まるものではありません。ニュースの伝え方、コメンテーターとのやり取り、番組全体の見やすさなど、複数の要素が影響しています。
【プロの結論】サンモニの出演者を正しく見極める3つのポイント
『サンデーモーニング』の男性コメンテーターを調べる際、最も大切なのは、歴代の出演者、現在のパネリスト、スポーツ御意見番を混同しないことです。
2026年の出演者構成を見ると、毎週固定された男性論客だけで番組が構成されているわけではありません。放送テーマに応じて、政治学者、経済専門家、ジャーナリスト、研究者、スポーツ関係者などが入れ替わっています。
1.出演者情報は放送回ごとに確認する最も確実なのは、TBSテレビの番組情報で放送日を指定して確認する方法です。
公式の出演者ページには膳場貴子ら番組進行を担当するメンバーが掲載されていますが、パネリストは放送回ごとに変わります。特定の人物が毎週出演するという前提で情報を探すと、古い出演情報を現在の情報と誤認する可能性があります。
2.専門分野とコメント内容を分けて評価するコメンテーターの意見を判断する際は、発言の印象だけでなく、その人物が何を専門としてきたのか、どのような取材・研究実績があるのかを確認が必要です。
例えば、青木理は事件・公安・社会問題の取材経験、寺島実郎は経済・国際戦略の研究経験、松原耕二は報道記者・キャスターとしての経験が、それぞれコメントの背景にあります。
3.一つの発言だけで人物全体を判断しないテレビのコメントは放送時間の制約があり、発言の一部だけが切り取られて伝わることもあります。批判的な発言であっても、前後の文脈や本人の説明、番組内での議論を確認することが大切です。
反対に、著名な肩書きや長年の出演実績だけで発言の正しさが保証されるわけでもありません。根拠となる資料、データ、反対意見への向き合い方を含めて評価することが、ニュースを読み解くうえでの基本です。
【よくある質問】サンデーモーニングの男性コメンテーターに関するFAQ
Q1:サンデーモーニングの現在の男性コメンテーターは誰ですか?
A1:2026年11月1日放送回では、ニュースのパネリストとして藤原帰一、斎藤幸平が出演しました。スポーツ御意見番は上原浩治と前田健太です。10月25日には寺島実郎、松原耕二、上原浩治、井口資仁が出演しており、週ごとに顔ぶれが変わります。
Q2:青木理は現在もサンデーモーニングに出演していますか?
A2:青木理は過去に同番組のコメンテーターとして出演しており、2025年8月10日には約10カ月ぶりに生出演しました。ただし、2026年11月1日放送回の出演者には名前がありません。毎週出演する固定メンバーとして扱うことはできません。
Q3:青木理は共同通信社で何をしていたのですか?
A3:1990年に共同通信社へ入社し、社会部などで警視庁の警備・公安部門を担当しました。その後、外信部に移り、2002年から2006年までソウル特派員を務めています。2006年に退社し、フリージャーナリストとして独立しました。
Q4:関口宏から膳場貴子に司会が交代したのはいつですか?
A4:関口宏は2024年3月31日の放送を最後に卒業しました。膳場貴子は2024年4月7日放送回から総合司会を担当しています。
Q5:サンデーモーニングはいつから放送されていますか?
A5:1987年10月4日に放送を開始しました。関口宏が約36年半にわたって総合司会を務め、2024年4月に膳場貴子へ交代した後も、TBS系列の日曜朝の報道番組として放送が続いています。
『サンデーモーニング』の男性コメンテーターには、青木理、寺島実郎、松原耕二、岸井成格、浅井信雄、新堀俊明など、報道・政治・国際情勢・経済の各分野で実績を持つ人物が名を連ねてきました。
青木理は共同通信社で社会部や外信部を経験し、2002年から2006年までソウル特派員を務めたジャーナリストです。2025年8月には番組に復帰しましたが、2026年の最新放送回では別のパネリストが出演しています。
また、2024年4月7日の膳場貴子への司会交代は、1987年以来続いてきた番組の歴史における大きな節目でした。現在は、従来の専門性を維持しながら、週ごとに多様な分野の論客を招く構成になっています。
男性コメンテーターの名前を調べるときは、歴代出演者の一覧だけで判断せず、最新の放送回とTBSテレビの公式出演者情報を照らし合わせることが、正確な情報を得るための最善の方法です。