2024年の炎上騒動は、その後も完全に忘れられたわけではなかった。
特に注目されたのが、2026年3月に渡辺翔太さんが霜降り明星・粗品さんのYouTubeチャンネルに出演し、当時の騒動を振り返ったことだ。
渡辺翔太が藤田ニコルに直接謝罪していた2026年3月18日に公開された粗品さんとのトークで、渡辺さんは東京それスノコレクションの審査員について言及した。
藤田さんが厳しいコメントをしたことで、一部ファンから批判を受けたことを振り返り、再び番組に出演してくれた際、現場で本人に謝罪したと明かした。
渡辺さんは、批判を浴びたにもかかわらず、再び企画を盛り上げるために出演してくれた藤田さんへの感謝も語っている。
この話が示しているのは、番組の中での辛口コメントと、出演者同士の実際の関係は必ずしも同じではないということだ。
審査員は企画を成立させるために厳しい評価を担当している。ところが、視聴者の一部がその役割を離れて出演者本人を攻撃すると、結果的に番組に協力したゲストが負担を抱えることになる。
この後日談は、2024年のラウールさんの発言にもつながる出来事として報じられた。
2026年5月にはTSC第7弾を開催2026年5月29日には、東京それスノコレクションの第7弾が放送された。
今回はSnow Manとユニクロのコラボレーションが実現し、テーマは「明日真似したくなる初夏の親子お出かけコーデ」。
これまでのデートコーデとは異なり、メンバーが有名人や子役と組んで親子コーデをプロデュースする内容だった。
審査員には、あのさん、河北麻友子さん、森香澄さん、鈴木紗理奈さん、村重杏奈さんが参加。従来と同じく、女性審査員5人による辛口判定が企画の見どころとなった。
MANTANWEBの2026年5月29日の番組紹介記事でも、第7弾の開催が報じられている。
このことからも、2024年の騒動によってTSCそのものが終了したわけではないことが分かる。
一方で、出演者の個性を生かした辛口審査という企画の基本構造は続いている。今後も、笑いとファッション評価のバランス、審査員のコメントの伝え方は注目されるポイントになる。
【プロの結論】それスノの炎上から見えるバラエティとファッション審査の問題

今回の騒動を理解するうえで、特に重要なのは3つの評価軸を混同しないことだ。
1. ファッションとして優れているか
服の色、素材、シルエット、サイズ感、アイテム同士の組み合わせなど、純粋なスタイリングの完成度を評価する視点。
2. テーマに合っているか
今回なら「秋、彼氏に初デートで着てほしい勝負服」という条件がある。
モデルのように個性的で洗練された服装でも、一般的な初デートの場面には合わないと判断される場合がある。
3. バラエティとして面白いか
本人のキャラクター、意外性、リアクション、演出によって生まれる笑いを評価する視点だ。
渡辺さんのチェック柄コーデは、この3つ目の要素が特に強かった。
この3つを同じ基準で考えると、審査結果への不満が生まれやすくなる。
また、番組側にも改善できる点はある。例えば、審査員がどの要素を重視しているのかを明確にし、ファッションの評価と出演者の人格を切り離したコメントを促せば、視聴者も判定を理解しやすくなる。
視聴者側にも、番組への批判と出演者個人への攻撃を区別する姿勢が求められる。
面白いバラエティを作るために辛口コメントが必要な場合はある。しかし、ゲストに誹謗中傷が集中することまで企画の一部として正当化することはできない。
今回の炎上は、出演者、審査員、制作側、視聴者のそれぞれが、バラエティの楽しさと表現の責任を考えるきっかけになった。
【それスノのファッション対決炎上】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:それスノのファッション対決が炎上した最大の理由は何ですか?
A1:2024年9月27日の放送で、藤田ニコルさんら女性審査員がSnow Manのメンバーに対して厳しいコメントをしたことが発端です。特に阿部亮平さんへのコートの評価や、渡辺翔太さんへの辛口コメントが視聴者の反発を招きました。
Q2:ラウールは炎上について何と発言したのですか?
A2:2024年9月29日のInstagramライブで、「いつ頃バラエティを見るリテラシーって育ちそうかな」と発言しました。番組の演出や出演者のプロ意識を理解してほしいという趣旨でしたが、視聴者を見下しているように感じるという反応もありました。
Q3:藤田ニコルの審査コメントは本当に問題だったのでしょうか?
A3:ファッションの専門的な視点から厳しく評価すること自体は企画の趣旨に沿っています。一方、本人を否定しているように伝わる表現には批判が集まりました。藤田さん自身も放送後に言葉選びについて反省を示したと報じられています。
Q4:阿部亮平はなぜダサコレになったのですか?
A4:オーバーサイズのトレンチコートを使った秋コーデについて、審査員からサイズ感や着こなしのバランスを指摘され、5人全員から×を付けられたためです。
Q5:それスノのファッション対決はやらせだったのですか?
A5:審査結果を事前に決めていたことや、投票を操作したことを裏付ける確かな証拠は公表されていません。主観的な審査やバラエティ演出への不満が、やらせ疑惑につながったと考えられます。
Q6:2026年現在も東京それスノコレクションは続いていますか?
A6:はい。2026年5月29日に第7弾が放送されました。ユニクロとのコラボによる親子コーデ対決が行われ、企画は継続しています。
2024年9月27日の東京それスノコレクションが炎上した最大の理由は、ファッション審査の厳しさと、出演者への言葉の伝わり方にあった。
特に要点は次のとおりだ。
- 藤田ニコルさんら女性審査員の辛口コメントが一部ファンの反発を招いた。
- 阿部亮平さんはトレンチコートの着こなしを指摘され、全員から×を受けた。
- 渡辺翔太さんはチェック柄コーデでダサコレ王に選ばれた。
- ラウールさんのリテラシー発言によって、議論は番組の楽しみ方にまで拡大した。
- 審査基準への不公平感は存在したが、やらせや投票操作を裏付ける確かな証拠はない。
- 2026年には渡辺さんが当時の藤田さんへの謝罪を明かし、TSCも第7弾まで継続している。
最も大切なのは、番組への批判と出演者への攻撃を混同しないことだ。
バラエティには笑いを生むための演出があり、辛口審査もその一部である。しかし、視聴者が演出に違和感を覚えたり、言葉遣いに改善を求めたりすることまで否定されるべきではない。
それスノの炎上は、単なるアイドル番組のファッション対決を超え、テレビの演出、出演者のプロ意識、ファンの応援のあり方が交差した騒動だった。
今後の東京それスノコレクションでも、メンバーの個性やファッションの魅力を引き出しながら、出演者と視聴者の双方が楽しめる企画づくりが期待される。