どさん子大将は、昭和の札幌ラーメンブームの中で全国展開したラーメンチェーンです。味噌ラーメンを看板商品とし、醤油ラーメンや麻婆ラーメンなども提供していました。
特徴的なのは、単なる味噌ラーメン専門店ではなく、地域の飲食需要に合わせたメニュー展開も行っていたことです。1992年の日本食糧新聞の記事では、同チェーンのメニュー刷新や店舗改装、郊外・ロードサイドへの出店方針が取り上げられています。
現在、どさん子大将という名前で営業情報が公開されている店舗には、昔ながらのラーメン店や中華食堂として営業する店があります。例えば、埼玉県宮代町の店舗はラーメン定食屋として50年以上営業していると地域情報サイトで紹介されています。
つまり、どさん子大将を理解するには、次の2つを区別することが大切です。
- 歴史上のどさん子大将:全国に700店舗以上を展開した時期があるラーメンチェーン。
- 現在のどさん子大将:各地域に残る同名店舗。それぞれの営業状況やメニューを個別に確認する必要がある。
この違いを押さえると、インターネット上で見かける店舗数や閉店情報の食い違いも理解しやすくなります。
【昭和のラーメンブーム】どさん子大将が全国に広がった歴史

どさん子大将の歴史を理解するには、1960年代後半から1980年代にかけて日本各地で広がった札幌ラーメンブームを知る必要があります。
1967年に始まった札幌ラーメンブーム先行して全国展開したのが「札幌ラーメンどさん子」です。運営会社の沿革によると、創業者の青池保氏は1961年に東京都墨田区で餃子飯店「つたや」を開店。その後、1967年に両国で札幌ラーメンどさん子の1号店を開きました。
当時、東京をはじめとする本州では、現在ほど味噌ラーメンが一般的ではありませんでした。北海道の味噌ラーメンを全国に広めたどさん子は、フランチャイズ方式によって急速に店舗を増やします。
2021年のイーアイデム「ジモコロ」の取材では、創業者の長男である青池啓忠氏が、どさん子の最盛期の店舗数は記録上1,157店だったと説明しています。1日に8店舗が開店した日もあったという証言も紹介されています。
こうした市場の拡大に伴い、似た名称を持つラーメンチェーンも登場しました。その代表格が、どさん子大将とどさん娘です。
1992年には700店舗を超える規模にどさん子大将の規模を示す具体的な資料として参考になるのが、1992年8月3日付の日本食糧新聞です。
同紙は「大きな転換期にきたラーメンチェーン店 どさん子大将小茂根店」という記事で、どさん子大将の直営店とフランチャイズ店を合わせた店舗数が700店舗を超えていたと報じています。
当時のチェーンは、既存店舗の老朽化に対応する改装や、郊外・住宅地・地方都市への出店を課題としていました。単純な店舗数の拡大から、既存店の品質改善へと経営の重点を移そうとしていた時期です。
同記事には、当時のメニュー構成も記録されています。
- 味噌ラーメン:500円
- 醤油ラーメン:500円
- 麻婆ラーメン:600円
加えて、味噌ラーメンは売上構成比の68%を占めていました。これは当時の店舗運営において、味噌ラーメンが圧倒的な主力商品だったことを示す数字です。
なお、上記の価格は1992年当時の記録であり、2026年の販売価格ではありません。
なぜ全国チェーンは縮小したのか全国的な札幌ラーメンブームが落ち着くと、ラーメン市場では豚骨ラーメンや新しいタイプの醤油ラーメンなどが存在感を強めました。
また、フランチャイズ店舗の経営者が高齢化し、後継者が見つからないという問題もありました。
ITmedia ビジネスオンラインの2019年の記事では、どさん子大将を含む昭和のラーメンチェーンについて、後継者不足や店舗の老朽化、競争環境の変化が縮小の背景として取り上げられています。
一方、2021年の青池氏への取材では、昔からのどさん子店舗が地域に根付き、独自のメニューを取り入れながら営業を続けている実態も語られています。
このように、昭和のラーメンチェーンの縮小は、単純な人気低下だけでなく、フランチャイズ経営の世代交代や外食市場の変化とも関係しています。
【どさん子・どさん娘との違い】3つのブランドを比較
どさん子大将を調べる人が混乱しやすいのが、「札幌ラーメンどさん子」と「どさん娘」との関係です。
3つとも北海道を連想させる名前を掲げ、味噌ラーメンを中心に展開していたため、同じ会社の系列店だと思われることもありました。
しかし、歴史資料や関係者への取材を照らし合わせると、それぞれ別のブランドとして展開していたことが分かります。
3ブランドの関係比較表出典:株式会社ホッコクの沿革、日本食糧新聞1992年8月3日付、ITmedia ビジネスオンライン2019年5月28日付、イーアイデム「ジモコロ」2021年7月19日付。
「札幌ラーメンどさん子」とは別のブランド札幌ラーメンどさん子は、青池保氏が立ち上げたブランドです。運営会社の公式沿革にも1967年の1号店開店が記録されています。
現在の公式ブランド紹介では、伝統的な味噌ラーメンに加え、熟成味噌ラーメンなどの新しい商品も紹介されています。北海道産の赤味噌や国産小麦を使った麺など、ブランドとしての味づくりも説明されています。
2014年には、従来の味噌ラーメンの歴史を継承しながら新しい商品を追求するリブランドも実施されました。
したがって、どさん子大将の店舗を見つけたからといって、現在の札幌ラーメンどさん子の系列店と判断することはできません。
「どさん娘」とは何が違う?どさん娘も、どさん子と似た名前で全国展開した別のラーメンチェーンです。
日本食糧新聞の1992年の記事には、どさん娘の1991年4月末時点の店舗数として、直営3店舗、フランチャイズ791店舗、合計794店舗という記録があります。
また、ITmediaの歴史記事では、どさん娘がサトー商事によって運営されていたことや、どさん子との商標をめぐる問題が取り上げられています。「どさんこ」と読ませていた名称が、混同を避けるため「どさんむすめ」と読まれるようになった経緯も紹介されています。
つまり、どさん子大将とどさん娘は、名前が似ているだけで同一ブランドではありません。
【2026年最新】どさん子大将の店舗情報・営業時間・閉店状況
2026年11月5日時点で、公開されている情報から営業状況や店舗案内を確認できる例として、埼玉県、神奈川県、千葉県、群馬県などの店舗があります。
ただし、全国の現存店舗を一括管理する最新の公式店舗一覧は今回確認できず、同名店舗がすべて同じ運営主体に属するとも確認できません。以下は、公開情報で確認できる店舗例です。
1.どさん子大将 宮代店(埼玉県)埼玉県南埼玉郡宮代町本田5-10-17にある店舗です。東武動物公園駅西口から徒歩約8分の場所にあります。
店舗の案内ページでは、ラーメンだけでなく、定食や独自のアイデアメニューも提供する町の中華屋として紹介されています。
特に地域の特色が表れているのが「ロシャーミシリーズ」です。宮代町の地域情報サイトでは、メイドインみやしろ推奨品として紹介されており、人気のスタ麺やスタ丼、野菜炒めには宮代産の野菜を使用していると説明されています。
営業時間については、店舗の案内ページに11時30分~20時30分、15時~17時30分は休憩、日曜日・月曜日定休と掲載されています。一方、宮代町の地域情報サイトや食べログでは異なる閉店時刻などが掲載されています。
営業時間の情報に食い違いがあるため、訪問前に店舗への電話確認が適切です。
2.どさん子大将(神奈川県横浜市・能見台)横浜市金沢区能見台通7-27にある店舗です。京急本線の能見台駅から徒歩約1分という駅近の立地にあります。
食べログの店舗情報では、営業時間は11時30分~22時と掲載されています。味噌ラーメンのほか、醤油、塩、カレー、とんこつなど複数のラーメンが口コミやメニュー情報に登場しています。
2025年の口コミでは、昔ながらの町中華らしい雰囲気や、餃子ライス、肉野菜炒めなどの料理についても触れられています。ラーメン専門店というより、食事メニューを幅広く扱う地域の飲食店という側面もあります。
なお、掲載営業時間は変更される可能性があるため、2026年の訪問時には事前確認が必要です。
3.ザ・ラーメン どさん子大将(千葉県松戸市・北小金)千葉県松戸市小金323にある店舗です。北小金駅から約498メートルの場所にあります。
食べログの公開情報では、営業時間は昼が11時30分~14時、夜が18時~23時30分、水曜日定休とされています。2026年8月にも店舗情報の編集履歴が確認できます。
口コミには、ラーメンと半チャーハンのセットや、味噌・醤油・塩から選べるラーメンについての記述があります。昔ながらのラーメンとチャーハンを組み合わせて楽しめる店として紹介されています。
こちらも、現在の営業時間やセット価格は店舗への確認をおすすめします。
4.どさん子大将 高崎店(群馬県)群馬県高崎市緑町1-1-22にある店舗です。北高崎駅から徒歩圏内にあり、国道17号線沿いの立地が特徴です。
Yahoo!マップでは営業情報と口コミが掲載されています。2025年3月の口コミには、五目ジャン麺と半チャーハンを注文した利用者の感想があり、駐車場の狭さについても言及されています。
食べログではラーメン・つけ麺の店として掲載され、味噌ラーメンと餃子、小ライスなどのセットを食べた口コミも確認できます。
営業時間については掲載媒体によって閉店時刻に差があるため、来店前の確認が必要です。
2026年の店舗情報を確認するときのポイント上記の店舗例からも分かるように、どさん子大将という名前だけで全国共通の営業時間やメニューを判断することはできません。
特に注意したいのは、グルメサイトの掲載保留と正式な閉店の違いです。休業期間が不明だったり、営業確認が取れなかったりすると、店舗が存在していても掲載保留になることがあります。
また、同名店舗が複数あるため、検索結果に表示された電話番号や住所が目的の店舗と一致しているかも確認してください。
【メニュー・味噌ラーメン・価格】どさん子大将で何が食べられる?
どさん子大将の歴史的な看板商品は味噌ラーメンです。ただし、現在の個別店舗では、味噌だけでなく醤油、塩、カレー、麻婆など幅広いメニューが提供されています。
宮代店の公開メニューと価格宮代店の店舗公式メニューページには、次のような価格が掲載されています。
| メニュー | 掲載価格 |
|---|---|
| 醤油ラーメン | 590円 |
| 味噌ラーメン | 590円 |
| 塩ラーメン | 590円 |
| カレーラーメン | 590円 |
| コーンクリームラーメン | 590円 |
| 麻婆ラーメン | 590円 |
| 学生ラーメン | 750円 |
| スタメン | 820円 |
| チャーシューメン | 850円 |
| DXラーメン | 950円 |
| ネギチャーシューメン | 1,050円 |
そのほか、素ラーメン250円、月見ラーメン350円、焼きのりラーメン460円なども掲載されています。
スタメンは肉・野菜・麺をたっぷり使ったスタミナメニューとして紹介されています。DXラーメンはチャーシューに煮玉子やわかめなどを加えたボリュームのある一杯です。
このメニュー構成を見ると、昔ながらの味噌ラーメンだけでなく、学生や近隣住民の日常的な食事需要を意識した店づくりがうかがえます。
ただし、これらは宮代店の公開価格であり、全国のどさん子大将に共通する価格ではありません。
味噌ラーメンの特徴と店舗ごとの違い味噌ラーメンは、どさん子大将の歴史を象徴するメニューです。1992年の日本食糧新聞の記事でも、売上構成比の68%を占める主力商品として記録されています。
一方、現在の各店舗の口コミを見ると、麺の太さやスープの味わい、具材の組み合わせには違いがあります。
例えば、高崎店についての食べログの口コミでは、中細の弱い縮れ麺と、塩味が強めの味噌スープ、黒ゴマ、炒めたもやしや玉ねぎなどが紹介されています。
能見台店についても、味噌ラーメンのほかに味噌バターラーメンやとんこつラーメンなどを扱っていたことが口コミから分かります。
つまり、どさん子大将という名前だけで、全国の店舗に共通する一つの味を想像するより、実際に訪れる店舗のメニューや料理写真を確認するほうが確実です。
価格は安い?コストパフォーマンスを考える公開価格を見る限り、宮代店には比較的手頃な価格のラーメンがあります。特に、590円で掲載されている基本的なラーメンは、現在の外食価格を考えると注目される水準です。
ただし、価格だけでコストパフォーマンスを判断するのは早計です。麺の量、具材、セット内容、店舗の立地などによって満足度は変わります。
また、能見台店の口コミには味噌ラーメン630円や、とんこつラーメン730円という記録もあります。これは宮代店の価格とは異なり、店舗ごとの価格設定に差があることを示しています。
予算を重視するなら、基本のラーメンだけでなく、半チャーハンや餃子を含むセットの価格も確認しておくとよいでしょう。
【口コミ・評判・閉店の真相】現在のどさん子大将はどう評価されている?
どさん子大将の口コミを調べると、評価は店舗によって異なります。全国統一のメニューや味を持つ大規模チェーンとは違い、個別店舗の特徴が評判に反映されているためです。
口コミで見られる好意的な評価宮代店の2026年の口コミでは、昔ながらの店構えや、ボリュームのある料理、手頃な価格について触れられています。
2026年8月の投稿では、レトロな雰囲気や大盛りの料理、価格面を評価する内容が見られました。2026年7月の投稿にも、歴史を感じさせる建物をきれいに保ちながら営業している様子への言及があります。
能見台店については、2025年の口コミで、昔ながらの町中華らしい雰囲気や、餃子ライスのボリューム、肉野菜炒めなどが話題になっています。
こうした声からは、ラーメンそのものだけでなく、地域に根付いた食堂として利用されている様子もうかがえます。
気になる口コミ・注意点一方、すべての口コミが好意的というわけではありません。
高崎店については、駐車場が狭く、国道沿いという立地から車での出入りが難しいという感想が掲載されています。
宮代店の口コミには、料理の提供に時間がかかるという指摘もあります。昔ながらの個人店に近い営業スタイルの場合、混雑状況や調理の進み具合によって待ち時間が変わる可能性があります。
また、味噌ラーメンの麺やスープに対する評価も人によって異なります。濃いめの味噌スープが好みの人には魅力的でも、あっさりした味を好む人には塩味が強く感じられる場合があります。
こうした口コミは、特定店舗の利用者による感想です。どさん子大将全体の評判として一括りにすることはできません。
どさん子大将は閉店した?「どさん子大将 閉店」と検索される背景には、かつて全国に広がったチェーンの店舗数が減少したことや、個別店舗の閉店・休業があると考えられます。
実際に、食べログには閉店と明記された大阪市西成区の店舗が掲載されています。一方、本郷三丁目や静岡県伊豆の国市などには、営業状況の確認ができず掲載保留となっている店舗情報があります。
ここで注意したいのは、一店舗の閉店とブランド全体の消滅は別の問題だという点です。
2026年現在も、宮代店など同名の店舗について営業案内やメニューが公開されています。そのため、どさん子大将が全国から完全になくなったと判断するのは適切ではありません。
特定の店舗が閉店したかどうかを調べる場合は、次の情報を照合すると判断しやすくなります。
- 店舗が運営する公式ページの最新のお知らせ
- 店舗所在地の自治体や地域情報サイト
- グルメサイトの閉店・休業表示
- 最近の利用者による口コミや訪問記録
- 店舗への電話による営業確認
例えば食べログで掲載保留となっている場合、それだけでは閉店が確定したことにはなりません。閉店表示と掲載保留を区別することが、正確な店舗情報を得るポイントです。
【名前の由来を検証】どさん子大将はなぜこの名前なのか?
どさん子大将という名前は、「どさん子」と「大将」という2つの言葉から構成されています。
「どさん子」は一般に「道産子」を意味し、北海道生まれの人や北海道産の馬を指す言葉です。「大将」は集団を率いる人や、親しみを込めて呼ぶ人物の意味を持ちます。
したがって、言葉の意味からは「道産子の大将」というイメージを読み取ることができます。
1982年の東京高裁判決にも登場する名称興味深いことに、「どさん子大将」という名称は商標をめぐる裁判記録にも登場しています。
裁判所の公開判決によると、対象となった商標は1971年7月10日に登録出願され、1975年4月24日に登録されました。その後、特許庁による登録無効の審決を経て、1982年3月31日に東京高等裁判所が審決を取り消しています。
判決では、「どさん子」と「大将」の文字が一体となった結合商標として、全体を「ドサンコタイショウ」と称呼するのが相当であると判断されました。
この記録は、どさん子大将という名称が当時の商標制度やブランドの識別という面でも議論の対象になっていたことを示しています。
ただし、裁判所が示した言葉の意味や商標上の解釈と、創業者が実際にどのような意図で店名を決めたかは別の話です。判決から命名者や具体的な命名エピソードまで確定することはできません。
どさん子大将と検索すると混同が起こる理由名前の混同が起こりやすい理由は、3つのブランドが同じ時代に似た名称で全国展開していたことにあります。
2021年のジモコロの取材では、どさん子の創業者の長男である青池啓忠氏が、どさん娘やどさん子大将について、どさん子の元フランチャイズ加盟店が独立したり、仕入れ業者が店舗を展開したりしたと聞いていると語っています。
また、当時は全国的な札幌ラーメンブームによって、複数のチェーンが同じ市場で競合していました。
したがって、似た名前だからといって系列関係を想像するのではなく、運営主体、店舗の看板、メニュー、公式情報を確認が必要です。
【どさん子大将】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:どさん子大将は2026年現在も営業していますか?
A1:はい。同名店舗の営業案内やメニューが公開されています。埼玉県宮代町、神奈川県横浜市、千葉県松戸市、群馬県高崎市などに店舗情報があります。ただし、各店舗の営業状況は個別に確認してください。
Q2:どさん子大将と札幌ラーメンどさん子は同じ系列ですか?
A2:別ブランドです。札幌ラーメンどさん子は青池保氏が立ち上げたブランドで、どさん子大将は昭和のラーメンブーム期に別の運営主体によって展開されたチェーンです。
Q3:どさん子大将の味噌ラーメンはいくらですか?
A3:店舗によって異なります。宮代店の公式メニューページでは味噌ラーメン590円、横浜市の能見台店では口コミに630円という記録があります。現在の価格は各店舗で確認してください。
Q4:どさん子大将は閉店したという噂は本当ですか?
A4:閉店した個別店舗はありますが、ブランド名を掲げる店舗情報は現在も公開されています。一部の店舗は掲載保留となっているため、閉店と休業・営業状況不明を区別する必要があります。
Q5:どさん子大将とどさん娘はどう違いますか?
A5:どさん子大将とどさん娘は、昭和の札幌ラーメンブーム期に成長した別々のチェーンです。歴史上の運営主体も異なり、どさん子の系列店というわけではありません。
Q6:どさん子大将の名前の由来は何ですか?
A6:「どさん子」は北海道出身者を意味する「道産子」に通じ、「大将」は集団の長や親しみを込めた呼び方です。ただし、店名を決めた具体的な経緯については、確認できる創業者の証言などが必要です。
どさん子大将は、昭和の札幌ラーメンブームを象徴するラーメンチェーンの一つです。1992年の日本食糧新聞には700店舗を超える規模が記録され、味噌ラーメンを中心に全国へ広がった歴史が残っています。
一方、2026年現在は、かつての全国チェーンとしての規模と、各地域で営業情報が確認できる同名店舗を区別する必要があります。
札幌ラーメンどさん子やどさん娘とは別ブランドであり、メニューや価格、営業時間、口コミも店舗ごとに異なります。
特に宮代店のように、地域の食材を使った独自メニューを提供する店舗があることは興味深い点です。昭和のチェーン文化を受け継ぎながら、地域の飲食店として独自の魅力を持ち続けている様子がうかがえます。
実際に訪問するなら、次の3点を確認すると失敗しにくくなります。
- 店舗の特定:店名だけでなく住所まで照合する。
- 営業状況:最新の営業時間と定休日を店舗に確認する。
- メニュー:味噌ラーメンの価格やセット内容を事前に調べる。
どさん子大将の魅力は、単に懐かしい名前や味噌ラーメンだけではありません。かつて全国に広がったラーメン文化の歴史と、地域ごとに異なる店づくりが現在までつながっている点にあります。昔食べた一杯を懐かしむ人にとっても、初めて名前を知った人にとっても、実際の店舗を訪れることで、その歴史の一端に触れられるはずです。