濡れた傘を電車や車に持ち込むとき、服やバッグ、座席が水滴で濡れて困った経験はないだろうか。そんな雨の日の小さなストレスを軽減するアイテムが「傘カバー」だ。ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップでも、濡れた傘を収納できるケースや肩掛けタイプが販売されている。
2026年11月現在、特に注目したいのがダイソー公式通販で掲載されている「伸縮傘カバー」だ。商品サイズは6×10.5×6cm、価格は税込220円。傘の長さに合わせて伸縮でき、排水キャップとバッグに取り付けられるチェーンも備えている。一方、セリアには長傘を肩から掛けられるタイプ、キャンドゥには内側に吸水生地を使用した長傘ケースなど、異なる特徴を持つ商品がある。
【結論】傘カバーは100均で買える!ただし110円とは限らない
傘カバーは100円ショップで購入できる。ダイソー、セリア、キャンドゥでは、濡れた傘を収納する袋型や、伸縮する筒型、肩から掛けられるタイプなどが確認されている。
ただし、注意したいのが価格だ。100均の商品だからといって、すべてが税込110円というわけではない。ダイソーの伸縮傘カバーは税込220円、キャンドゥの長傘ケースは税込330円となっている。
100均の傘カバーは大きく分けて4種類商品を探す前に、まずは傘カバーの種類を整理しておこう。
- 伸縮式:傘の長さに合わせてケースを伸ばすタイプ。長傘と折りたたみ傘の両方に対応する商品もある。
- 袋・ポーチ式:傘を袋に入れて収納するタイプ。ファスナーや巾着で開閉するものがある。
- 肩掛け式:長傘を袋に入れ、肩から掛けて持ち運ぶタイプ。両手を空けたい人に向いている。
- 吸水式:内側の吸水生地で水滴を受け止めるタイプ。使用後は乾燥やお手入れが必要になる。
同じ傘カバーという名前でも、収納方法や水滴への対応は異なる。電車内で周囲の人に傘が触れるのを防ぎたいのか、バッグの中に折りたたみ傘を収納したいのかによって、選ぶべき商品は変わってくる。
【ダイソー】伸縮傘カバーは税込220円!サイズ・排水キャップ・チェーンを解説
ダイソーで注目したいのは、商品名「伸縮傘カバー」。大創産業の公式企業サイトでは2026年5月30日付の新商品情報として紹介されている。商品番号は4550480833828で、価格は200円(税込220円)だ。
ダイソーネットストアの公式商品情報には、素材や対応傘サイズ、カラーなどの具体的な仕様も掲載されている。
商品サイズは6×10.5×6cm!対応する傘のサイズは?公式通販に掲載されている基本情報は次のとおりだ。
- 商品名:伸縮傘カバー
- 価格:200円(税込220円)
- 商品サイズ:6cm×10.5cm×6cm
- 素材:ポリプロピレン
- 原産国:中国
- 内容量:1個
- カラー:黒・グレー
- JANコード:4550480833828
ここで間違えやすいのが、6×10.5×6cmという数字の意味だ。これは商品の基本サイズであり、収納できる傘の最大長さを示すものではない。ケースをスライドさせて長さを調節する伸縮式の構造になっている。
公式商品説明に記載された対応サイズの目安は以下のとおり。
- 長傘:約65cm以内
- 折りたたみ傘:約29cm以内(持ち手を含まず)
- 傘の直径:約5cm以内
長傘だけでなく折りたたみ傘にも使える点は、この商品の大きな特徴だ。ただし、対応サイズは目安であり、太い持ち手や大きな傘は収納できない可能性がある。
排水キャップ付きで溜まった雨水を捨てられる伸縮傘カバーの便利な機能が、底部分に設けられた排水キャップだ。
濡れた傘をケースに収納すると、内部に雨水が溜まる。通常の袋型カバーでは、使用後に中の水滴を拭き取ったり、袋を裏返して乾かしたりする必要がある。
ダイソーの商品は、底のキャップを取り外すことで内部の水を排出できる構造になっている。傘を収納したまま持ち運び、帰宅後に水を捨てるという使い方がしやすい。
ただし、公式の商品説明には完全防水ではないと明記されている。水を大量に溜めた状態で横向きにしたり、バッグの中に入れたりする使い方は避けたい。
チェーン付きでバッグに取り付けられるもう一つの特徴が、持ち運び用のチェーンだ。
カバーを使用していないときは、チェーンを使ってバッグなどに取り付けられる。雨が降っていない日でも携帯しやすく、急に傘を使うことになったときに取り出しやすい。
また、伸縮式なので収納時にはコンパクトにまとめられる。傘の長さに合わせて調節できるため、長傘と折りたたみ傘を使い分けている人にも便利だ。
一方、220円という価格は一般的な110円商品より高い。排水機能やチェーン、伸縮構造を必要とするかどうかが、購入判断のポイントになる。
【セリア・キャンドゥ】長傘カバーの販売情報と特徴を比較
長傘を収納したい場合は、ダイソーだけでなくセリアやキャンドゥも候補になる。特に両店では、肩掛けタイプや吸水タイプなど、ダイソーの伸縮式とは異なる商品が確認できる。
セリアは「傘の肩掛けカバー」が注目商品セリアで紹介されているのが「傘の肩掛けカバー」だ。
2025年11月11日公開のmichillによる購入レポートでは、税込110円の商品として紹介されている。購入時の情報によると、サイズは約縦72×横12×マチ8cm、JANコードは4984831055261だ。
特徴は、長傘を袋に収納して肩から掛けられること。上部のひもを絞って傘を包み、肩掛け用の部分を使って持ち運べる。
対応する傘は親骨の長さ65cmまで。半透明で比較的厚みのある素材が使われている。
電車やショッピングモールなど、傘を手に持ち続けると邪魔になりやすい場所で役立つタイプだ。両手に買い物袋を持つときや、子どもと一緒に移動するときにも使いやすい。
セリアには車内用の傘ホルダーもあるもう一つ、セリアで知られているのが「車内を濡らさない傘ホルダー」だ。
こちらは本来、車のヘッドレスト部分に取り付けて、濡れた傘を収納するための商品。車内のシートや床が水滴で濡れるのを防ぐ用途に向いている。
紹介されている商品のサイズは約63×14cmで、価格は税込110円。下部のスナップボタンを外すことで溜まった水を排出できる。
車内用の商品ではあるものの、収納した傘を持ち運ぶ用途にも応用できる。ただし、ヘッドレストへの取り付けを前提とした構造なので、通常の携帯用傘袋と同じ感覚で購入するのは避けたい。
キャンドゥは吸水タイプの長傘ケースが特徴キャンドゥの公式ネットショップには「長傘ケース」が掲載されている。
価格は税込330円。商品サイズは約740×110mmで、素材はポリエステルだ。
最大の特徴は、内側に吸水生地を使用していること。濡れた傘を収納し、内部の生地で水分を受け止めながら持ち運べる。
加えて、スナップボタンによってハンドルの長さを2段階に調節できる。長傘を持ち運ぶ際の使いやすさを考えた仕様になっている。
ただし、公式商品ページでは販売期間外の表示も確認できるため、掲載されていることと、現在すぐに購入できることは区別したい。
また、キャンドゥには「肩掛け傘カバー」もある。税込110円で、約72×12×8cm。親骨65cmまでの長傘に対応し、ポリエチレン素材を使用している。こちらも公式ページの販売期間や在庫を確認しておきたい。
【比較表】ダイソー・セリア・キャンドゥ・無印良品の傘カバー一覧
各ブランドの商品を比較すると、同じ傘カバーでも得意とする用途が異なることが分かる。
| 販売店・商品 | 価格・サイズ | 主な特徴・注意点 |
|---|---|---|
| ダイソー 伸縮傘カバー |
220円 商品サイズ6×10.5×6cm |
伸縮式。排水キャップ・チェーン付き。長傘約65cm、折りたたみ傘約29cmまで。 |
| セリア 傘の肩掛けカバー |
110円 約72×12×8cm |
長傘を肩掛けできる。親骨65cmまで。軽量な袋タイプ。 |
| セリア 車内を濡らさない傘ホルダー |
110円 約63×14cm |
ヘッドレストに取り付ける車内用。底のスナップを外して排水可能。 |
| キャンドゥ 長傘ケース |
330円 約740×110mm |
内側に吸水生地を使用。スナップボタンでハンドルを2段階調節。 |
| キャンドゥ 肩掛け傘カバー |
110円 約72×12×8cm |
ポリエチレン製。親骨65cmまで。肩掛けに対応。 |
| 無印良品 ポリエステル傘ケース |
過去の販売商品 | 折りたたみ傘専用。2023年の公式回答では長傘用の販売予定なし。2026年の現行販売は確認できない。 |
価格だけを見ると、セリアやキャンドゥの110円商品が手頃だ。しかし、ダイソーは排水機能と伸縮機能、キャンドゥは吸水生地というように、機能面では違いがある。
なお、キャンドゥの公式まとめ買い向けサイトには、別商品として「伸縮傘カバー BK」も掲載されている。こちらは排水キャップとボールチェーンを備えたタイプで、6個入り1セット1,980円(税込)、1個当たり330円。通常の店頭販売価格と混同しないようにしたい。
無印良品では長傘カバーを買える?無印良品については、過去の公式回答が参考になる。
無印良品のIDEA PARKでは、2023年11月1日、傘の持ち運び用ケースについて、折りたたみ傘専用の商品を販売しており、長傘用は当時販売予定がないと回答していた。
紹介されていたのは「ポリエステル傘ケース」。使用しないときにコンパクトにたためる仕様だった。
ただし、この回答は2023年当時の情報だ。2026年11月時点では、無印良品の公式ネットストアで同商品の現行販売を確認できず、長傘用についても現行商品として確認できる情報は見当たらない。
そのため、無印良品で傘カバーを探す場合は、過去の販売情報と現在の取り扱いを分けて考える必要がある。
【サイズ・種類】長傘カバーと折りたたみ傘カバーの失敗しない選び方
傘カバーを購入するときに最も重要なのは、傘本体とケースのサイズが合っていることだ。
特に長傘は、親骨の長さだけでなく、持ち手の形状や傘を閉じた状態での直径も確認したい。
長傘カバーは親骨65cmを一つの目安にする一般的な長傘カバーを探す場合、親骨の長さ65cmまで対応している商品は候補になる。
今回紹介したセリアの傘の肩掛けカバーや、キャンドゥの肩掛け傘カバーも、親骨65cmまでが対応目安だ。
ただし、親骨65cmという数字だけで収納できるとは限らない。傘を閉じたときの太さや、石突き部分の形状によっても収納のしやすさは変わる。
大きめのジャンプ傘や持ち手が太い傘を使っている場合は、実際の傘の寸法と商品仕様を照らし合わせておこう。
折りたたみ傘カバーは持ち手を含む長さに注意折りたたみ傘カバーを探す人は、収納時の傘の全長を測っておきたい。
ダイソーの伸縮傘カバーの場合、折りたたみ傘の対応長さは約29cm以内。ただし、これは持ち手を含まない長さだ。
持ち手が大きい傘や、収納時にも厚みがある傘は、直径約5cm以内という条件も確認する必要がある。
また、ファスナータイプや巾着タイプの折りたたみ傘用収納袋も選択肢になる。ダイソー公式通販には、はっ水加工のファスナータイプや折りたたみ傘用収納袋なども掲載されている。
排水キャップ付きと吸水生地はどちらが便利?傘カバーの水滴対策には、大きく分けて排水式と吸水式がある。
排水式は、カバー内部に溜まった雨水を外に出す仕組み。ダイソーの伸縮傘カバーが代表例だ。雨水を捨てられるため、繰り返し使用するときに便利だが、排水後は内部を乾燥させる必要がある。
吸水式は、内側の生地で水滴を受け止める仕組み。キャンドゥの長傘ケースが該当する。水滴が周囲に落ちるのを抑えやすい一方、吸水した生地を乾かさないと湿気が残りやすい。
どちらが優れているというより、使う場所やお手入れの方法に合わせて選ぶのが合理的だ。
【販売店舗・関連グッズ】傘カバーの売り場と持ち手カバーも紹介
傘カバーは、100円ショップの中でも複数の売り場に置かれる可能性がある。
傘カバーはどこの売り場にある?最初に確認したいのは、雨具・傘用品のコーナーだ。レインコート、傘袋、折りたたみ傘、傘マーカーなどが並ぶ場所を探してみよう。
商品によっては、旅行用品やバッグ関連の収納グッズ、車用品のコーナーに陳列されていることもある。
- ダイソー:靴・トラベル・雨具の売り場。公式ネットストアの商品名やJANコードで探す方法もある。
- セリア:雨具・傘用品の周辺を確認。車用ホルダーは車関連用品も候補になる。
- キャンドゥ:傘・傘用品・レインカバーのコーナーや公式ネットショップを確認する。
100円ショップは店舗の規模や時期によって品ぞろえが変わる。商品ページに掲載されていても、近隣店舗で在庫があるとは限らない。
傘の持ち手カバーと傘カバーは別の商品検索時に混同しやすいのが「傘の持ち手カバー」だ。
傘カバーは濡れた傘全体を収納する商品だが、持ち手カバーは傘の柄に取り付ける小物。滑りにくくしたり、自分の傘を見分けやすくしたりする目的で使う。
キャンドゥの公式ネットショップには「傘グリッパー シンプルパターン」が掲載されており、税込110円で販売されている。
また、ダイソーには傘キャップや傘マーカーリングなどの関連商品もある。これらは傘の目印や先端の保護などに使うもので、濡れた傘を収納するケースの代わりにはならない。
購入前に確認したい3つのポイント店頭で商品を見つけたら、次の点を確認しておくと失敗しにくい。
- サイズ:傘の長さ・直径・持ち手を含むかどうかを確認する。
- 水滴対策:排水式なのか、吸水式なのか、単なる収納袋なのかを確認する。
- 乾燥方法:使用後に水を捨てられるか、内部を乾かしやすいかを確認する。
特にバッグの中に収納する予定なら、完全防水ではない商品を過信しないことが大切だ。水漏れが気になる場合は、傘の水滴を軽く拭き取ってから収納するなど、使い方にも気を配りたい。
【プロの結論】100均の傘カバーは用途で選ぶのが正解
傘カバーを選ぶとき、価格だけで比較すると本当に必要な機能を見落としやすい。大切なのは、濡れた傘をどこで、どのように持ち運ぶのかという点だ。
今回確認できた商品を用途別に整理すると、次のようになる。
- 機能性を重視する人:ダイソーの伸縮傘カバー。排水キャップとチェーンがあり、長傘と折りたたみ傘の両方に対応する。
- 価格を抑えて長傘を肩掛けしたい人:セリアの傘の肩掛けカバー。110円で持ち運びの負担を軽減できる。
- 水滴を生地で受け止めたい人:キャンドゥの長傘ケース。吸水生地を使った仕様が特徴。
- 車内で傘を収納したい人:セリアの車内を濡らさない傘ホルダー。車のヘッドレストへの取り付けに対応する。
一方、完全防水を求める人や、傘をバッグに入れたまま長時間持ち歩きたい人は、100均の商品だけで判断しないほうがよい。防水性能、縫い目、ファスナー部分、排水構造なども比較したい。
また、吸水タイプは使用後に乾燥させる必要があり、排水タイプも内部の水を捨てた後に十分乾かすことが大切だ。衛生面まで考えるなら、収納性能だけでなくお手入れのしやすさも判断基準に加えたい。
【傘カバーの100均商品】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:傘カバーはダイソーで110円で買えますか?
A1:ダイソーの伸縮傘カバーは税込220円です。110円の商品とは異なります。公式通販には別の傘収納袋や折りたたみ傘用収納袋も掲載されています。
Q2:ダイソーの伸縮傘カバーは長傘にも折りたたみ傘にも使えますか?
A2:使えます。公式情報では長傘約65cm以内、折りたたみ傘約29cm以内(持ち手を含まず)、直径約5cm以内が対応サイズの目安です。
Q3:セリアに長傘カバーはありますか?
A3:セリアでは「傘の肩掛けカバー」が税込110円の商品として紹介されています。親骨65cmまでの長傘に対応するタイプです。ただし、店舗によって取り扱いや在庫状況は異なります。
Q4:キャンドゥの長傘ケースはいくらですか?
A4:公式ネットショップに掲載されている長傘ケースは税込330円です。内側に吸水生地を使用し、スナップボタンでハンドルの長さを2段階に調整できます。販売期間や在庫には注意してください。
Q5:無印良品には長傘用の傘カバーがありますか?
A5:2026年11月時点で、現行の長傘用傘カバーの公式販売情報は確認できません。無印良品は2023年11月の公式回答で、当時は折りたたみ傘専用のケースを販売し、長傘用の予定はないと説明していました。
Q6:傘カバーの排水キャップは何のためにありますか?
A6:収納した濡れた傘から落ちた雨水を、ケースの底から排出するためのものです。ダイソーの伸縮傘カバーでは底のキャップを外して水を捨てられます。
Q7:傘の持ち手カバーも100均で買えますか?
A7:キャンドゥには「傘グリッパー」という持ち手に取り付ける商品が税込110円で掲載されています。傘全体を収納する傘カバーとは用途が異なるため、購入時には商品名を確認してください。
傘カバーは100均で購入できる。2026年11月時点では、ダイソーの伸縮傘カバー、セリアの肩掛けカバー、キャンドゥの吸水タイプの長傘ケースなど、用途に合わせた選択肢がある。
特にダイソーの伸縮傘カバーは、商品サイズ6×10.5×6cm、税込220円で、排水キャップと取付けチェーンを備えた機能的な商品だ。長傘・折りたたみ傘の両方に対応する点も魅力となっている。
一方、長傘を肩から掛けたいならセリアやキャンドゥの肩掛けタイプ、吸水性を重視するならキャンドゥの長傘ケースが候補になる。
購入前には、傘のサイズと収納方法を確認し、排水式・吸水式・袋型の違いを理解しておこう。価格だけで決めず、使う場所やお手入れのしやすさまで考えることが、雨の日のストレスを減らす近道だ。
商品の取り扱い・価格・在庫は変更される場合がある。店頭で購入する際は、最新の商品表示と対応サイズを確認して選びたい。
主な確認資料: ダイソー公式商品情報・企業サイト、キャンドゥ公式ネットショップ、無印良品IDEA PARK、セリア商品の購入レポート。