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【解散理由】過酷な企画とSNSの治安悪化が重なった背景

三橋 風花 三橋 風花 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

きょんくまの解散は、単に動画の再生数が落ちたことや、メンバー同士の不仲が原因だったわけではありません。きょんが2025年12月5日の発表動画で説明した内容を整理すると、大きく分けて身体的な限界、SNS環境への不信感、長年抱えてきた精神的な負担という3つの問題が浮かび上がります。

1. 24時間耐久・大食い企画による身体的な負担

きょんくまの人気を支えてきたのは、身体を張った大型企画でした。

代表的な内容には、次のようなものがあります。

- 24時間にわたって特定の場所や条件で生活する耐久企画
- 水中や椅子の上など、制限された環境で過ごす企画
- 大量の食べ物を消費する大食い企画
- メンバー同士で競い合うサバイバル形式のチャレンジ

ユーチュラの報道によると、企画には15キロものラードを消費する大食いなど、身体への負担が大きいものもありました。

きょん自身も、痔ろうを患って入院・手術を経験し、その後再発したことを明かしています。

2025年4月には体調不良による動画出演の長期休止も発表しており、同年8月末にはグループとして無期限活動休止に入りました。

こうした経緯を見ると、12月の解散発表は突然の思いつきではなく、身体の状態と今後の人生を考えた末の判断だったことが分かります。

2. YouTube・SNSの治安の悪さへの不信感

もう一つ大きかったのが、インターネット上の環境です。

解散発表の動画で、きょんはYouTubeやSNSの世界について、率直な不満を口にしました。

YouTubeやSNSの世界が嫌いです。もちろん否定だけではないです。ただね、シンプルに治安が悪い。

J-CASTニュースやユーチュラの報道では、きょんが問題視していたものとして、事実と異なる情報による批判や、他人を傷つける言葉を簡単に発信できる環境などが紹介されています。

ここで注目したいのは、きょんがYouTubeそのもののすべてを否定していたわけではないことです。

本人は、全力で企画に取り組めたことや、視聴者とつながれたことには大きな価値を感じていました。

一方、発信を続けるほど、誤解や批判、心ない言葉に触れる機会も増えていきます。

動画を制作する側にとって、撮影や編集だけでなく、公開後の反応まで精神的な負担になることがあります。

特に、メンバーやスタッフ、ファンに対する責任感が強ければ、辞めたいと思っても簡単には決断できません。

きょんも、活動を辞めるかどうかを約5年前から悩んでいたと説明しています。

3. 精神的負担と「自分の夢を追いたい」という思い

解散理由を理解するうえで、もう一つ見逃せないのが、きょん自身の人生に対する考え方です。

長年、視聴者を楽しませることを優先して活動してきた一方で、自分が本当にやりたいことに時間を使えているのか、という疑問も抱えていました。

きょんが新しい目標として掲げたのが、おもちゃの開発です。

子どもの頃、おもちゃが自分の寂しさを埋めてくれた経験があり、今度は自分が誰かの心を支えられるおもちゃを作りたいという思いを語っています。

これは単なるYouTubeからの引退ではありません。

視聴者を楽しませるために企画を作る立場から、自分の夢を形にするクリエイターへと活動の軸を移す決断でもありました。

きょんくまの解散を正確に理解するには、2025年12月5日だけを見るのでは不十分です。

実際には、2025年春の体調問題、夏の無期限活動休止、12月の解散発表という段階を踏んでいます。

主な出来事を時系列で整理します。

時期 出来事 内容・意味 2025年4月 きょんの体調不良 動画出演を長期休止 2025年8月1日 無期限活動休止を発表 全員の今後の人生や健康を考えるための休止 2025年8月31日 休止前最後の動画 グループの投稿が一旦停止 2025年12月5日 正式に解散を発表 登録者数173万人のチャンネルで報告 2025年12月6日 1か月限定の投稿再開を発表 視聴者に区切りを届けるための特別期間 2025年12月9日 くまが結婚を報告 一般女性との結婚を公表 2025年12月31日 「ありがとう。そして別々の道へ」 解散に向けた最後の節目となる動画 2026年2月22日 おもちゃ開発のクラファン終了 957万6602円、目標の191%を達成 2026年5月 きょんの新事業発表 名古屋で就労継続支援事業所の開設を発表 2026年10月 きょんくま関連の動画・イベント 元メンバーとの企画や一夜限りのイベントが話題に

この年表から分かるのは、解散発表よりも前からグループの活動形態が変化していたことです。

また、12月31日の動画タイトルは「ありがとう。そして別々の道へ」。グループとしての一区切りを象徴する内容でした。

【動画投稿再開の真相】12月6日に発表された1か月限定の活動とは?

きょんくま解散

解散発表の翌日、2025年12月6日には、きょんとくまがそろって動画に登場しました。

動画タイトルは「The disbandment is true, but we will post videos for one last month!!」。解散は本当だとしたうえで、最後の約1か月間だけ投稿を復活させることを発表しています。

なぜ解散後に動画投稿を再開したのか?

理由は、視聴者に対してきちんと区切りをつけたいという思いでした。

きょんは、何もせずに突然離れてしまうと、視聴者に悲しい思いをさせたままになってしまうと説明しています。

また、解散発表だけでは説明しきれなかったことも、残りの動画で話す意向を示しました。

投稿頻度は週2回程度を予定していました。

最後の1か月で何が起きた?

この期間は、単純に通常の企画を続けるだけの時間ではありませんでした。

長年応援してきた視聴者に感謝を伝え、メンバー同士で過去を振り返り、最後の思い出を残す意味合いもありました。

12月29日には、いなくなったメンバーを集めた最後の集合企画が公開されています。

そして12月31日、節目となる「ありがとう。そして別々の道へ」が公開されました。翌2026年1月1日にも新年のショート動画が投稿されています。

つまり、12月5日の解散発表と、翌日の動画投稿再開は矛盾するものではありません。

- 12月5日:グループの解散を正式発表
- 12月6日:視聴者への感謝と説明のため、約1か月の投稿再開を発表
- 12月31日:最後の節目となる動画を公開

この流れが、きょんくま解散の実際の経緯です。

【解散後の現在】きょんのおもちゃ作り・くまの結婚・2026年の活動

解散後、きょんとくまはそれぞれ違う方向へ進んでいます。

ただし、2人とも動画やSNSとの関わりを完全に断ったわけではありません。

きょんの現在:夢だったおもちゃ作りに挑戦

きょんが解散発表と同時に明らかにした新しい目標が、おもちゃの開発事業です。

CAMPFIREで立ち上げたプロジェクトの名称は「YouTuber〖きょん〗の新しい挑戦。今までに無いとんでもないおもちゃを作る!」。

単に既存のおもちゃを販売するのではなく、ファンと一緒に新しい商品を考え、形にすることを目的としています。

そして、この挑戦は数字にも表れました。


きょんのおもちゃ開発クラウドファンディング実績

9,576,602円


最終支援総額

目標金額
500万円


達成率
191%


支援者数
648人


募集期間
2025年12月5日〜2026年2月22日

目標達成
出典:CAMPFIREのプロジェクト最終実績

開発予定の商品には、3Dプリンターで製作する「宇宙恐竜」のクリッカーおもちゃキーホルダーや、きょんとリスを組み合わせたフィギュアなどがあります。

プロジェクトページでは、個人による受注生産のため、試作や仕様調整に時間がかかる可能性や、発送が遅れる可能性についても案内されていました。支援金の目標達成と、すべての商品が完成・発送済みであることは別の話です。

さらに2026年5月には、きょんが愛知県名古屋市で障がい者向けの就労継続支援B型事業所を開設する計画も発表しました。

撮影や動画編集、おもちゃ作りなどに関われる環境を整える構想で、YouTube以外にも活動の幅を広げています。

くまの現在:2025年12月に一般女性との結婚を発表

解散発表から4日後の2025年12月9日、くまは結婚を公表しました。

報告したのは一般女性との結婚です。

くまは個人のYouTubeチャンネルやXでも結婚を伝え、相手が一般人であることを説明しました。

結婚自体は動画公開より前にしていたものの、生活環境などが整うまで公表を控えていたといいます。

特に注目されたのは、結婚発表のタイミングでした。

グループの解散が報じられた直後だったため、視聴者にとっては驚きの大きいニュースとなりました。

くまは、グループ活動中は家族と過ごす時間が十分に取れなかったことにも触れています。

今後については個人チャンネルでの活動継続を伝えており、解散後は自分の生活や家族との時間も大切にする方向へ進んでいます。

結婚相手の名前や詳しいプロフィールなどは公表されていません。一般女性という説明にとどまっています。

ほかのメンバーの現在は?

きょんくまは、きょんとくまを中心に、えいじ、ジュニジュニ、ディーパー、ヘンリー、わたぼうなどのメンバーが企画を支えてきました。

グループ活動の休止時には、公式チャンネルの概要欄でも各メンバーの個人SNSやチャンネルが案内されていました。

解散後は、それぞれが個人の活動に移る形になっています。

ただし、全員の現在の仕事や活動状況が一括して公表されているわけではありません。きょんやくまの近況と、ほかのメンバーの活動を混同しないことが大切です。

2026年最新:きょんくまは本当に完全に見られなくなったのか?

ここは2026年11月時点で押さえておきたいポイントです。

2025年末にグループとしての解散を発表した一方、YouTubeチャンネルそのものは、その後も動画を公開しています。

例えば2026年10月には、次のような動画が掲載されました。

- 10月5日:「解散したはずの『きょんくま』がファンの家に忍び込んで、バレるまで24時間生活!?」
- 10月21日:「元メンバーと『英語禁止ドライブ!』」
- 11月1日:「ヤッターめんで当たった金額しか使えない生活」

また、2026年9月20日には「解散から10ヶ月」というタイトルの2人からの報告動画も公開されています。

さらに10月24日には、きょんくま部の参加者から「一夜限りの復活祭」と呼ばれるイベントへの参加報告も投稿されました。

ここで区別したいのは、動画投稿や単発イベントへの参加と、グループとしての正式な再結成は同じではないという点です。

解散発表そのものが撤回されたと判断できる情報はなく、現在の動画活動やイベント出演を、そのまま継続的な再結成と受け取るのは早計です。

【きょんくま部の反応】ファンは解散をどう受け止めた?

きょんくまの解散発表は、長く応援してきたファンにとって大きな出来事でした。

ファンネームは「きょんくま部」。

YouTubeのコメント欄には、解散を惜しむ声だけでなく、メンバーの健康や今後の人生を優先してほしいという意見も寄せられました。

J-CASTニュースが紹介したコメントの論点を整理すると、主に次の3つに分けられます。

1. 突然の発表に対する悲しみ

173万人規模のチャンネルで、長年続いてきたグループが解散するという発表は、視聴者にとって簡単に受け入れられるものではありませんでした。

ドッキリや企画の一環であってほしいという反応も紹介されています。

2. メンバーの健康を優先してほしいという声

一方で、過酷な企画を続ける必要はないという意見もありました。

特に、きょんの健康問題が明かされたことで、これ以上無理をしてほしくないと考えるファンもいました。

3. 最後の1か月を楽しみにする声

解散が決まった後も、最後まで動画を見届けたいという反応がありました。

また、メンバーそれぞれの進路を尊重したいという意見も見られました。

ファンの反応には、解散への寂しさと、メンバーそれぞれの新しい人生を応援したいという気持ちが共存していた。

こうした反応からは、きょんくまが単なる動画チャンネルではなく、長年にわたって視聴者と関係を築いてきた存在だったことが伝わります。

【プロの結論】きょんくま解散の真相から見えるもの

今回の解散で重要なのは、登録者数173万人という数字と、活動を続ける本人たちの幸福が必ずしも一致しないということです。

人気チャンネルであっても、身体的な負担や精神的な疲労、制作環境への不満が積み重なれば、活動を続けることが難しくなります。

きょんくまの場合、過酷な企画で人気を獲得してきたことが、長期的には活動を続けるうえでの負担にもなっていました。

そして、きょんはおもちゃ作りという新しい夢を選び、くまは結婚や家族との生活を大切にする道を選びました。

この2つの進路に共通しているのは、グループのために続けることだけでなく、自分自身の人生を考えるという姿勢です。

また、2026年には動画投稿やイベントを通じた交流も見られています。解散したからといって、10年間の活動やメンバー同士のつながりまで消えるわけではありません。

大切なのは、単発のコラボやイベントを再結成と混同せず、本人たちの正式な発表を基準に判断することです。

【よくある質問】きょんくまの解散に関するFAQ

Q1:きょんくまはいつ解散を発表した?

2025年12月5日です。登録者数173万人のYouTubeチャンネルで解散を発表しました。

Q2:きょんくまの解散理由は不仲だった?

解散発表で説明された主な理由は、過酷な企画による健康面の問題、YouTubeやSNSの環境への不満、活動に伴う精神的な負担です。不仲が解散の原因だったという公式発表はありません。

Q3:12月6日に動画投稿を再開したのはなぜ?

解散発表だけで終わらせず、視聴者に感謝を伝え、説明不足だった部分も話すためです。約1か月間、週2回程度の投稿を予定していました。

Q4:きょんは解散後に何をしている?

長年の夢だったおもちゃ作りに挑戦しています。クラウドファンディングでは957万6602円を集め、2026年5月には名古屋で就労継続支援事業所を開設する計画も発表しました。

Q5:くまは結婚した?

はい。2025年12月9日に一般女性との結婚を発表しました。結婚相手の詳しいプロフィールは公表されていません。

Q6:2026年現在、きょんくまは再結成した?

解散後もチャンネルで動画が公開され、2026年10月には一夜限りのイベントも話題になりました。ただし、継続的なグループ再結成が正式発表されたわけではありません。

きょんくまの解散は、2025年12月5日に発表されました。

その背景には、過酷な24時間企画や大食い企画による健康面の問題、SNS環境への不信感、長年の活動による精神的負担がありました。

翌日の12月6日には約1か月限定の動画投稿再開を発表し、12月31日の「ありがとう。そして別々の道へ」でグループとしての大きな節目を迎えています。

その後の歩みも、それぞれ異なります。

- きょん: おもちゃ開発に挑戦し、クラウドファンディングで約957万円を達成。新事業にも取り組む。
- くま: 2025年12月に一般女性との結婚を発表。個人活動と家庭生活を大切にする。
- グループ活動: 2026年も動画やイベントで交流する機会はあるが、正式な継続的再結成とは区別が必要。

173万人もの視聴者に支えられたグループだからこそ、解散のニュースは大きな反響を呼びました。

しかし、人気を維持することだけが活動を続ける理由ではありません。自分の健康や夢、家族との時間を大切にするために、新しい道を選ぶことも一つの決断です。

きょんくま部にとっては寂しい別れであっても、きょんとくまがそれぞれの場所で活動を続けていることは、これからも注目していきたいポイントです。

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トレンドリサーチャー 三橋 風花
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