よしこさんが2018年に診断された下垂体腺腫は、脳の底部にある「下垂体」に発生する腫瘍です。
下垂体は、成長ホルモンをはじめ、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモンなど、身体のさまざまな働きを調整するホルモンを分泌する重要な器官です。
そのため、腫瘍ができると、単に脳の一部に異常が生じるだけではなく、ホルモンの分泌量にも影響が及ぶことがあります。
下垂体腺腫は良性腫瘍なのに危険なのか?2018年11月16日の所属事務所の発表では、よしこさんの腫瘍は「ホルモン産生の良性の腫瘍」と説明されていました。
ここで注意したいのは、良性腫瘍だからといって、身体への影響が小さいとは限らないという点です。
下垂体腺腫には、主に次のような問題があります。
- ホルモンを過剰に分泌して身体に異変を起こす
- 腫瘍が大きくなり、周囲の神経や組織を圧迫する
- 正常な下垂体の働きを妨げ、ホルモン不足を引き起こす
よしこさんの場合は、成長ホルモンの過剰分泌が身体の変化につながったと2026年の番組で説明されています。
日本内分泌学会も、下垂体腫瘍にはホルモン分泌に関係するタイプと、ホルモンを過剰に分泌しないタイプがあると解説しています。
先端巨大症と成長ホルモンの関係よしこさんの病気を理解するうえで重要なのが「先端巨大症」です。
先端巨大症は、成長ホルモンが長期間にわたって過剰に分泌されることで発症する病気です。
成人の場合、骨の成長が止まった後も成長ホルモンの影響が続くため、手足や顔の一部などが徐々に大きくなる特徴があります。
主な症状は以下のとおりです。
- 顎が前方に突出する
- 鼻や唇が大きくなる
- 手足の容積が増加する
- 舌が大きくなる
- 発汗が増える
- 頭痛や視野障害が生じる場合がある
小児慢性特定疾病情報センターの診断資料にも、鼻や口唇の肥大、下顎の突出、手足の容積増大などが主な症状として記載されています。
つまり、よしこさんの顔の変化は、単なる体重増加や美容上の変化ではなく、ホルモンの異常によって身体の組織が変化していたことが原因だったのです。
【顔が変わった理由】鼻や顎が大きくなったのは病気のサインだった

先端巨大症の代表的な身体的特徴
2026年11月2日の『人生が変わる1分間の深イイ話』で紹介されたエピソードの中でも、印象的だったのが顔の変化に気づいた経緯です。
よしこさんは、先輩芸人たちから鼻が大きくなったのではないかと指摘されていたと振り返りました。
本人も飛行機で寝ている際に顎が出ていることに気づいたものの、当時は芸人として顔を使った笑いを取っていたこともあり、仕事上の変化だと受け止めていたそうです。
顔の変化はどのように起きるのか先端巨大症では、成長ホルモンの過剰分泌によって、骨や軟部組織に変化が生じます。
特に顔では、次のような変化が見られます。
| 身体の部位 | 先端巨大症で見られる変化 |
|---|---|
| 鼻 | 鼻が大きくなる、鼻周辺の組織が厚くなる |
| 顎 | 下顎が前方に突出する |
| 唇 | 唇が厚くなる |
| 手 | 指が太くなり、指輪が入りにくくなる |
| 足 | 足のサイズや容積が増加する |
| 舌 | 舌が大きくなることがある |
これらは成長ホルモンとIGF-1(インスリン様成長因子1)の作用によって起こります。
また、先端巨大症は急激に顔つきが変わるというより、時間をかけて少しずつ変化が進むことが特徴です。
そのため、本人よりも周囲の人が先に異変に気づくケースもあります。
なぜ発見が遅れることがあるのか先端巨大症の難しさは、初期の変化が日常的な身体の変化と区別しにくいことです。
例えば、靴がきつくなった、指輪が入らなくなった、顔の印象が以前と違うといった変化も、年齢や体重のせいだと考えてしまう可能性があります。
よしこさんも、芸人としての活動が忙しい時期に身体の変化を経験していました。
今回のエピソードが示しているのは、見た目の変化を笑いの材料として受け止めるだけではなく、身体の内側で起きている異常にも目を向ける必要があるということです。
【2018年の闘病経緯】人間ドックから手術まで何があった?
よしこさんの病気が明らかになったのは、ガンバレルーヤが人気芸人として活躍の場を広げていた2018年です。
2026年の『深イイ話』では、当時の発見から手術までの流れが改めて紹介されました。
1. マネージャーの勧めで人間ドックを受診当時、よしこさんはテレビ出演やロケなど、多忙な日々を送っていました。
本人が身体の異変を深刻に捉えていなかった一方、当時のマネージャーから人間ドックを受けるよう勧められたといいます。
検査の結果、頭の中央付近に約2〜3センチの腫瘍が見つかりました。
診断されたのは下垂体腫瘍でした。
2. 『THE W』決勝を控えた時期に入院を決断病気が見つかった時期、ガンバレルーヤは女性芸人の賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W』で初めて決勝進出を果たしていました。
コンビにとって大きなチャンスだったため、よしこさんは仕事への影響を考え、決勝が終わってから入院したいという意向を示していたそうです。
しかし、相方のまひるさんは治療を優先するよう説得しました。
自分の身体を大事にして。
この言葉を受け、よしこさんは入院を決断。結果として、賞レースへの出場よりも治療を優先することになりました。
3. 手術時にはすでに出血が始まっていた2026年11月の番組で明かされた、もう一つの重要な事実が手術時の出血です。
よしこさんは、腫瘍を取り除くために手術を受けた際、患部を確認すると、すでに出血が始まっていたと告白しました。
医師からも、そのタイミングで手術を受けてよかったという趣旨の説明を受けたと報じられています。
これは今回の再告白で特に注目された部分です。
ただし、報道で明らかになっているのは手術時に出血が始まっていたという事実までです。出血の程度や医学的な診断名、手術を延期した場合に起きた具体的な結果までは公表されていません。
4. 相方のまひるが一人で活動を支えたよしこさんの入院中、まひるさんは一人で仕事を続けました。
2026年の番組では、まひるさんも当時の心境を振り返っています。
仕事がなくなってもいいから、よしこさんには生きていてほしいという思いがあったと報じられました。
また、休養期間を通じて、相方の存在の大きさを改めて感じたことも語っています。
ガンバレルーヤというコンビにとって、2018年の闘病は活動を一時中断する出来事であると同時に、お互いの存在を再認識する転機にもなりました。
【闘病の時系列と関係者】2012年から2026年までの歩み
病気の発覚から現在までを整理すると、よしこさんの芸人人生における重要な転換点が見えてきます。
| 時期 | 人物・出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2012年 | ガンバレルーヤ結成 | よしことまひるがコンビを結成 |
| 2018年 | よしこの体調変化 | 鼻や顎などの変化を周囲から指摘される |
| 2018年 | 人間ドック | 下垂体腫瘍が発見される |
| 2018年11月 | 所属事務所 | 下垂体腺腫の治療のため一時休養を発表 |
| 2018年 | まひる | よしこに治療を優先するよう勧める |
| 2018年12月15日 | よしこ | 手術・治療を終えて仕事復帰 |
| 2018年12月17日 | よしこ | ラジオで鼻から内視鏡を使った手術について説明 |
| 2026年11月2日 | 日本テレビ『深イイ話』 | 2018年の闘病と手術時の出血について再告白 |
| 2026年11月 | ガンバレルーヤ | テレビ出演や劇場公演などの活動を継続 |
ここは報道を読む際に注意したいポイントです。
2026年の報道では、手術時の状況を説明する際に「頭を開いたら出血が始まっていた」という表現が使われています。
一方、2018年12月17日に文化放送のラジオ番組へ出演したよしこさんは、実際の手術について、鼻からアプローチする内視鏡手術で、約3時間かかったと説明しています。
このため、2026年の番組で使われた「頭を開いた」という表現だけを根拠に、一般的な意味での開頭手術だったと断定するのは適切ではありません。
2018年の本人の説明では、鼻から腫瘍に到達して切除する方法だったことが確認できます。
【視力喪失の恐怖】下垂体腺腫で失明することはある?
よしこさんの闘病を調べると、「視力喪失」という言葉も目にします。
下垂体腺腫は、発生する場所と腫瘍の大きさによっては視神経に影響を及ぼすことがあります。
下垂体のすぐ上には視交叉という視神経の交差部分があるため、腫瘍が大きくなると神経を圧迫する可能性があるのです。
視力障害と視野障害の違い医学的には、視力障害と視野障害は異なるものです。
- 視力障害: 物の輪郭がぼやけるなど、見る能力そのものが低下する状態。
- 視野障害: 見える範囲が狭くなる状態。特に両目の外側が見えにくくなる症状が知られています。
- 視力喪失: 視機能が著しく失われる状態。
日本内分泌学会によると、下垂体腫瘍が視交叉を圧迫すると、視力や視野に異常が出ることがあります。
また、腫瘍内部で出血や梗塞が起きる下垂体卒中という病態もあり、突然の激しい頭痛などが現れた場合は緊急の診察が必要です。
よしこさんは失明していたのか?ここは誤解しやすい部分です。
よしこさんについて、今回の報道から確認できるのは、下垂体腫瘍が見つかり、成長ホルモンの過剰分泌による先端巨大症を発症していたこと、そして手術時に出血が始まっていたということです。
実際に失明したという発表や、視力を完全に失ったという本人の告白は確認できません。
視力喪失は下垂体腫瘍で起こり得る深刻な症状ですが、よしこさん本人に起きた事実と、病気一般の医学的リスクは区別する必要があります。
また、すべての下垂体腺腫が視力障害を引き起こすわけでもありません。
【2026年最新】ガンバレルーヤよしこの現在は?病気は治った?
2026年11月5日現在、よしこさんはガンバレルーヤとして芸能活動を続けています。
2018年の手術後は比較的早い段階で仕事に復帰しており、現在もテレビや劇場などで活動する姿が確認できます。
2018年12月に仕事復帰を報告よしこさんが仕事に復帰したのは、2018年12月15日です。
所属事務所は、治療を終えたことと仕事への復帰を発表しました。
その2日後の12月17日には、文化放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』に出演。
手術について自ら説明し、腫瘍を鼻から内視鏡で取り除いたことを明かしました。
当時の報道では、手術後に肌の状態にも変化があったと本人が話していたことが紹介されています。
2026年11月の『深イイ話』で闘病を再告白2026年11月2日、日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話2026 復活2時間SP』にガンバレルーヤが出演しました。
番組では、現在の多忙なコンビ生活に密着するとともに、2018年の病気についても振り返りました。
特に注目されたのは、次の3点です。
1. 先輩芸人から鼻の変化を指摘されていたこと。
2. 人間ドックで2〜3センチほどの腫瘍が見つかったこと。
3. 手術時にはすでに出血が始まっていたこと。
番組の内容は11月3日の日刊スポーツやデイリースポーツなどでも報じられ、過去の闘病が再び話題になりました。
2026年現在の仕事と年齢吉本興業の公式プロフィールによると、よしこさんは1990年10月24日生まれ。
2026年11月現在は36歳です。
ガンバレルーヤは2012年6月12日に結成されたコンビで、よしこさんはボケ担当として活動しています。
吉本興業の公演情報には、2026年11月6日のよしもと幕張イオンモール劇場への出演予定も掲載されています。
こうした公式の活動情報からも、現在も芸人として仕事を続けていることが分かります。
ただし、現在のホルモン値、定期検査の結果、投薬の有無、再発の有無など、詳しい医学的な状態は公表されていません。
そのため、現在の活動が確認できることと、医学的に完全に治癒していることは分けて考える必要があります。
『徹子の部屋』で闘病を告白したという情報は本当?検索キーワードには「徹子の部屋 よしこ 闘病」という情報も見られます。
しかし、2026年11月3日放送の『徹子の部屋』については、番組情報でゲストが鹿賀丈史さんと市村正親さんとされています。
よしこさんが同日の放送で闘病を告白したという情報とは一致しません。
今回、2018年の病気について改めて語ったことが確認できる番組は、11月2日放送の日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』です。
【よくある質問】ガンバレルーヤよしこの病気に関するFAQ
Q1:ガンバレルーヤよしこが患った病気の正式名称は何ですか?
A1:2018年に診断された下垂体腺腫(下垂体腫瘍)です。2026年の番組では、成長ホルモンの過剰分泌による先端巨大症についても説明されました。
Q2:よしこの顔が大きくなった理由は何ですか?
A2:成長ホルモンが過剰に分泌されたことが原因です。先端巨大症では鼻や唇、顎などの顔の特徴や手足の大きさに変化が生じます。
Q3:よしこは脳腫瘍の手術で失明したのですか?
A3:失明したという公表情報はありません。下垂体腫瘍は視神経を圧迫して視野障害を起こす可能性がありますが、よしこさん本人に視力喪失が起きたと確認できる報道はありません。
Q4:よしこの手術では本当に出血していたのですか?
A4:はい。2026年11月2日放送の『深イイ話』で、手術時にはすでに出血が始まっていたと本人が振り返りました。詳しい出血の程度や医学的な診断名は公表されていません。
Q5:よしこは現在も病気の治療を受けているのですか?
A5:現在の治療状況や検査結果について、詳しい公式発表はありません。2018年12月に治療を終えて仕事復帰し、2026年現在も芸能活動を続けています。
Q6:よしこが闘病について語った2026年の番組は何ですか?
A6:2026年11月2日放送の日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話2026 復活2時間SP』です。2018年の病気の発覚や手術、相方まひるさんとの関係について振り返りました。
ガンバレルーヤのよしこさんが2018年に患った病気は、下垂体腺腫です。
成長ホルモンの過剰分泌によって先端巨大症を発症し、鼻や顎などに変化が現れていました。
今回の闘病を振り返ると、特に重要な転換点は3つあります。
- 人間ドックによる発見: 多忙な時期にマネージャーの勧めで検査を受け、腫瘍が見つかった。
- 治療を優先した決断: 『THE W』決勝を控える中、まひるさんの説得を受けて入院を決断した。
- 手術後の復帰: 2018年12月15日に仕事へ復帰し、2026年現在も芸能活動を継続している。
医療面で注目すべきなのは、下垂体腺腫が良性腫瘍であっても、ホルモン異常や視神経への圧迫など、深刻な影響を及ぼす場合があることです。
また、先端巨大症のように身体の変化がゆっくり進む病気では、本人が異変を見過ごしてしまうこともあります。
鼻や顎、手足の大きさが以前と違うと感じた場合、単なる体重変化や年齢の影響と決めつけず、医療機関に相談することが大切です。
よしこさんの経験は、芸能界での活躍の裏側にあった闘病の記録であると同時に、健康を守るためには仕事よりも身体を優先する判断が必要な場面もあることを伝えています。
2026年の再告白によって改めて浮かび上がったのは、病気を乗り越えて活動を続けるよしこさんと、その決断を支えたまひるさんの存在でした。
今後もガンバレルーヤの活動を見守りながら、本人が公表する健康情報についても正確に受け止めていきたいところです。