2026年現在、男子長距離界で存在感を高めている陸上競技選手が、鈴木芽吹(すずき・めぶき)です。2001年6月3日生まれ、静岡県熱海市出身。駒澤大学で駅伝の主将を務めた後、2024年4月にトヨタ自動車へ入社し、現在はトヨタ自動車陸上長距離部に所属しています。
最大の実績は、2025年11月に男子10000mで記録した27分05秒92の日本新記録です。2025年の日本選手権優勝、アジア選手権銀メダル、東京世界陸上出場など、国内外で実績を積み重ねてきました。2026年には名古屋アジア大会の日本代表にも内定しましたが、大会直前に欠場が発表されています。
この記事では、日本陸上競技連盟、JOC、駒澤大学、トヨタ自動車などの公表情報をもとに、鈴木芽吹のプロフィール、読み方、出身地、学生時代の経歴、競技実績、2026年現在の活動まで整理します。
【鈴木芽吹はどんな陸上競技選手?プロフィール・読み方・現在の所属】
鈴木芽吹は、日本を代表する男子長距離走選手です。トラック競技を中心に5000mや10000mで実績を残し、大学時代には箱根駅伝をはじめとする学生三大駅伝でも活躍しました。
現在の所属はトヨタ自動車。学生時代の駅伝で培った経験を生かしながら、実業団選手として国内選手権や国際大会に挑戦しています。
鈴木芽吹の基本プロフィール| 項目 | 選手情報 |
|---|---|
| 名前 | 鈴木芽吹 |
| 読み方 | すずき・めぶき |
| 生年月日 | 2001年6月3日 |
| 年齢 | 25歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 静岡県熱海市 |
| 出身中学校 | 熱海泉中学校 |
| 出身高校 | 佐久長聖高校 |
| 出身大学 | 駒澤大学 |
| 所属 | トヨタ自動車 |
| 所属チーム | トヨタ自動車陸上長距離部 |
| 競技 | 陸上競技 |
| 専門分野 | 長距離走 |
| 主な種目 | 5000m・10000m |
| 10000m自己ベスト | 27分05秒92 |
日本陸上競技連盟の公式選手プロフィールでは、生年月日は2001年6月3日、所属はトヨタ自動車、出身地は静岡県と登録されています。出身校についても、熱海泉中学校、佐久長聖高校、駒澤大学という経歴が掲載されています。
名前の読み方は「すずきめぶき」「芽吹」という名前は、一般的な人名では読み方に迷うこともありますが、鈴木芽吹の場合はめぶきと読みます。
陸上競技の大会記録や日本代表選手の登録でも、ローマ字表記は「MEBUKI SUZUKI」です。
出身地は静岡県熱海市鈴木芽吹の出身地は静岡県熱海市です。
熱海市出身であることは、本人が登場した2023年のインタビューでも紹介されています。地元を離れて長野県の佐久長聖高校に進学したことが、競技人生における大きな環境の変化になりました。
現在は愛知県を拠点とするトヨタ自動車の陸上長距離部に所属し、実業団選手として競技を続けています。
【熱海から佐久長聖高校、駒澤大学へ!鈴木芽吹の経歴】
鈴木芽吹の競技人生を理解するうえで注目したいのが、中学・高校・大学と段階的に競技環境を変えながら成長してきた点です。
小学生時代から陸上競技を始める2023年に公開されたインタビューでは、鈴木自身が小学生の頃から陸上競技を始めたことを明かしています。
ただし、本格的に部活動として陸上に取り組み始めたのは高校時代でした。
地元の静岡県熱海市から長野県の佐久長聖高校へ進学し、寮生活を送りながら競技に取り組むようになります。
佐久長聖高校で全国レベルの選手へ佐久長聖高校は、全国高校駅伝などで実績を持つ長距離競技の強豪校です。
鈴木は高校時代から全国高校駅伝に出場し、1年生のときには区間賞を獲得。チームの全国優勝にも貢献しました。
高校3年間を通して全国高校駅伝に出場した経験は、その後の大学駅伝での活躍につながる重要な土台になりました。
駒澤大学では1年生から箱根駅伝に出場高校卒業後は駒澤大学へ進学します。
鈴木が駒澤大学を選んだ背景には、箱根駅伝への憧れがありました。本人もインタビューで、箱根駅伝で走り、活躍することを目標に大学を選んだと説明しています。
大学1年生から箱根駅伝に出場し、2021年の第97回大会では5区を担当。区間4位という結果を残しました。
その後もチームの主力として経験を重ね、大学4年生では主将を務めるまでに成長しました。
【学生時代から社会人まで!鈴木芽吹の競技実績と年表】
鈴木芽吹の経歴を時系列で整理すると、駅伝での活躍からトラック競技での日本記録樹立へと、競技者としての軸が広がっていったことが分かります。
駒澤大学の主将として大学駅伝三冠に貢献2023年度、鈴木は駒澤大学陸上競技部の主将に就任しました。
同年度のチーム目標は、出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の三大駅伝三冠でした。
駒澤大学はこの目標を達成。鈴木自身も出雲駅伝では最長区間の6区を担当し、箱根駅伝では4区を走って区間3位となりました。
主将としてチームをまとめながら、自らも重要区間で結果を残したことは、学生時代を代表する実績です。
鈴木芽吹の主要経歴・競技実績一覧以下は、公式大会記録や大学・競技団体の公表情報を中心に整理した年表です。
この年表から読み取れるのは、学生駅伝での実績が社会人になってからのトラック競技の成果へとつながっていることです。
特に2024年から2025年にかけては、日本選手権での上位進出、国際大会への出場、10000m日本記録の更新と、競技者として大きな飛躍を遂げています。
【トヨタ自動車陸上長距離部で活躍!日本記録樹立までの道のり】
2024年4月にトヨタ自動車へ入社鈴木芽吹は2024年4月1日付でトヨタ自動車陸上長距離部に加入しました。
駒澤大学を卒業し、学生競技から実業団競技へと活動の場を移したことになります。
トヨタ自動車陸上長距離部は、国内の実業団駅伝やトラック競技で活躍する選手を擁するチームです。
鈴木は入社時、世界の舞台で活躍することを目標に掲げるとともに、駅伝でもチームに貢献したいという意向を示していました。
2025年は日本選手権優勝とアジア選手権銀メダル社会人2年目にあたる2025年は、鈴木にとって大きな飛躍の年になりました。
日本選手権の男子10000mで優勝し、国内トップクラスの選手として結果を残します。
加えて、アジア選手権では男子10000mで銀メダルを獲得しました。
同年9月に開催された東京2025世界陸上にも日本代表として出場し、男子10000mで20位となっています。
10000mで27分05秒92の日本新記録鈴木芽吹の競技実績のなかでも、特に重要なのが2025年11月の八王子ロングディスタンスです。
この大会で鈴木は男子10000mを27分05秒92で走り、日本新記録を樹立しました。
従来の日本記録は塩尻和也が2023年に記録した27分09秒80。鈴木はこの記録を約4秒更新しました。
注目すべきなのは、外国人選手も出場するハイレベルなレースのなかで、日本人選手のトップとなる記録を残した点です。日本新記録を達成した時点での総合順位は5着でしたが、日本人選手として最も速いタイムを記録しました。
この記録は単なる大会優勝とは異なります。日本の男子10000mの歴史に残る記録を更新したという点で、鈴木のキャリアにおける大きな転換点です。
鈴木芽吹の自己ベストと主な競技実績| 種目・大会 | 記録・成績 |
|---|---|
| 5000m | 13分13秒80 |
| 10000m | 27分05秒92 |
| 2025年日本選手権10000m | 優勝 |
| 2025年アジア選手権10000m | 銀メダル |
| 2025年東京世界陸上10000m | 20位 |
| 2026年木南記念10000m | 優勝・27分20秒11 |
【2026年現在の鈴木芽吹は?アジア大会欠場と最新動向】
2026年の鈴木芽吹は、男子10000m日本記録保持者として国際大会での活躍が期待されていました。
特に注目されたのが、愛知・名古屋で開催された2026年アジア競技大会です。
2026年5月の木南記念で優勝2026年5月10日に大阪のヤンマースタジアム長居で開催された木南道孝記念陸上競技大会。
男子10000mに出場した鈴木は、27分20秒11を記録して優勝しました。
この記録は自身のセカンドベストにあたり、日本陸連が設定したアジア大会派遣設定記録27分31秒27も突破しています。
この結果によって、男子10000mのアジア大会日本代表に内定しました。日本記録保持者として、アジアの強豪選手との対戦が期待されることになりました。
2026年9月、インフルエンザ感染でアジア大会を欠場ところが、2026年9月24日、日本陸上競技連盟と日本オリンピック委員会から、鈴木のアジア大会欠場が発表されました。
公表された理由はインフルエンザ感染です。
鈴木は9月25日に予定されていた男子10000m決勝への出場を予定していましたが、競技への参加を見送ることになりました。
JOCの発表でも、欠場選手として鈴木芽吹の名前が掲載され、所属はトヨタ自動車、出場予定種目は男子10000mと記されています。
今回の欠場について、押さえておきたい点は次の3つです。
- アジア大会の男子10000m日本代表に内定していた。
- 欠場理由はインフルエンザ感染と公式発表されている。
- 代表内定や所属そのものが取り消されたという発表ではない。
つまり、2026年のアジア大会には出場していませんが、日本記録保持者としての競技実績やトヨタ自動車への所属が変わったわけではありません。
2026年11月現在の所属と活動2026年11月6日時点で、鈴木芽吹の所属先はトヨタ自動車です。
日本陸連の選手プロフィールでは、男子10000mの日本記録保持者として掲載されています。また、2026年の主要大会では木南記念優勝などの実績が記録されています。
アジア大会欠場後の競技復帰時期や、その後の具体的な大会出場については、今後の公式発表が注目されます。
【プロの結論】鈴木芽吹の本当の強みは駅伝力とトラックでの記録力
鈴木芽吹を評価する際には、単純に箱根駅伝で活躍した選手、あるいは10000mの日本記録保持者という一つの肩書だけで判断するべきではありません。
注目したいのは、学生時代の駅伝で培った経験と、社会人になってからのトラック競技での成長が両立していることです。
1. 長距離走に必要な安定したペース維持能力10000mは陸上トラックを25周する種目です。
27分05秒92という記録を平均に換算すると、1kmあたり約2分42秒6、400mトラック1周あたり約65秒です。
このペースを25周にわたって維持するには、高い持久力だけでなく、レース全体を組み立てる能力も必要になります。
2025年の日本新記録を樹立したレースでは、7000m付近で自ら前に出てペースを引き戻す場面もありました。
単に集団についていくのではなく、レースの展開に働きかける走りを見せた点も評価できます。
2. 駅伝で培った勝負経験鈴木の強みはトラック競技だけではありません。
駒澤大学時代には箱根駅伝に複数回出場し、主将として大学駅伝三冠を経験しました。
駅伝では、前の選手から受け取ったたすきを次の選手につなぐというチーム競技ならではの責任があります。
個人の記録だけでなく、チームの目標に向かって走る経験を積んできたことは、実業団選手としても大きな財産です。
3. 国内実績と国際大会での経験を分けて評価するもう一つ重要なのが、国内での記録と世界大会での順位を分けて考えることです。
鈴木は2025年に10000mの日本記録を更新しましたが、同年の東京世界陸上では20位でした。
これは矛盾する結果ではありません。
国内でトップの記録を持つことと、世界のトップ選手と競い合う国際大会で上位に入ることは、別々の課題だからです。
2025年のアジア選手権で銀メダルを獲得した経験も含め、今後は日本記録をどのように国際大会での結果につなげていくかが注目点になります。
鈴木芽吹を継続的に評価するなら、次の3点を確認すると競技者としての成長が分かりやすくなります。
- 記録面: 10000mの日本記録をさらに更新できるか。
- 国際大会: アジア・世界の主要大会で順位を上げられるか。
- 安定性: シーズンを通して主要大会で力を発揮できるか。
この3つが、今後の鈴木芽吹を追ううえでの重要な判断基準です。
【鈴木芽吹に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:鈴木芽吹の読み方は?
A1:すずき・めぶきです。「芽吹」は「めぶき」と読みます。日本陸上競技連盟やJOCの公式選手情報でも、この読み方で紹介されています。
Q2:鈴木芽吹の生年月日と出身地は?
A2:2001年6月3日生まれで、出身地は静岡県熱海市です。2026年11月現在は25歳です。
Q3:鈴木芽吹は現在どこに所属している?
A3:トヨタ自動車に所属しています。2024年4月に駒澤大学からトヨタ自動車陸上長距離部へ加入しました。
Q4:鈴木芽吹の専門種目は何?
A4:専門は長距離走です。特に5000mや10000mのトラック競技で実績を残しています。10000mでは27分05秒92の日本記録を保持しています。
Q5:鈴木芽吹の主な競技実績は?
A5:2023年度の駒澤大学主将としての大学駅伝三冠への貢献、2025年日本選手権10000m優勝、アジア選手権銀メダル、東京世界陸上出場、2025年の10000m日本新記録樹立などがあります。
Q6:鈴木芽吹は2026年の名古屋アジア大会に出場した?
A6:出場していません。男子10000mの日本代表に内定していましたが、2026年9月24日にインフルエンザ感染による欠場が発表されました。
鈴木芽吹は、静岡県熱海市出身の男子長距離走選手です。
佐久長聖高校で全国高校駅伝を経験し、駒澤大学では箱根駅伝や大学三大駅伝で活躍。主将として大学駅伝三冠に貢献した後、2024年4月からトヨタ自動車陸上長距離部に所属しています。
特に注目すべき実績は、2025年11月に男子10000mで樹立した27分05秒92の日本新記録です。
2026年も木南記念で優勝し、アジア大会代表に内定しましたが、インフルエンザ感染によって大会を欠場しました。
学生駅伝で培った経験、実業団での成長、そして日本記録保持者という実績。これらを踏まえると、鈴木芽吹は日本の長距離競技を追ううえで欠かせない選手の一人です。
今後の焦点は、10000mでさらなる記録更新を実現できるか、そして国際大会で日本のトップランナーとしてどこまで上位に食い込めるかです。競技復帰後のレースと、次のシーズンに向けた動向に注目が集まります。