2026年の両チームの直接対決は、5月29~31日の3連戦と、7月20~22日の3連戦で構成された。いずれも3試合シリーズで、ドジャースが2勝1敗を記録している。
5月29日~31日:ドジャースが敵地で2勝- 5月29日:ドジャース 4-2 フィリーズ
ドジャースが序盤から得点を重ねた。フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、大谷翔平、ウィル・スミスが本塁打を放ち、ジャスティン・ロブレスキは7回1失点、9奪三振の好投。ザック・ウィーラーを攻略した試合だった。
- 5月30日:フィリーズ 4-3 ドジャース
フィリーズが8回に逆転。ブライス・ハーパーの適時打に続き、エドムンド・ソーサが勝ち越し2ランを放った。最後はホアン・デュランが9回を締め、フィリーズが1点差で逃げ切った。
- 5月31日:ドジャース 9-1 フィリーズ
山本由伸が5回1/3を無失点、10奪三振でフィリーズ打線を封じ込めた。ドジャースは13安打を放ち、ライアン・ウォード、アレックス・フリーランド、マンシーの本塁打などで大量得点。3連戦を2勝1敗で終えた。
この5月シリーズでは、ドジャースの先発投手が2試合でフィリーズ打線を効果的に抑えたことが大きかった。特に山本の10奪三振は、投手力の差を印象づける内容だった。
7月20日~22日:フィリーズが初戦を制するもドジャースが連勝- 7月20日:フィリーズ 10-7 ドジャース
フィリーズが打撃戦を制した。トレイ・ターナーは2本塁打、5打点を記録。ブライス・ハーパーやブランドン・マーシュも本塁打を放った。ドジャースではムーキー・ベッツが2本塁打を記録したが、追い上げは及ばなかった。
- 7月21日:ドジャース 2-1 フィリーズ
この試合は投手戦となった。マックス・マンシーが4回にザック・ウィーラーから逆転2ランを放ち、ジャスティン・ロブレスキは6回1/3を1失点、7奪三振。最後はタナー・スコットがリードを守った。
- 7月22日:ドジャース 9-5 フィリーズ
ドジャースが後半に突き放した。ダルトン・ラッシングの本塁打と3打点、マンシーの本塁打、トミー・エドマンの走者一掃の三塁打などで9得点。フィリーズはアレック・ボームやブライアン・デラクルスの本塁打で応戦したが、及ばなかった。
7月の対戦では、フィリーズが初戦で10得点を挙げた一方、ドジャースが第2戦と第3戦を連取。シリーズ全体の勝ち越しを決めた。
出典:MLB公式試合記録・各試合のゲームストーリー、2026年5月29日~31日、7月20日~22日。
【対戦成績を徹底比較】ドジャースが4勝2敗で勝ち越した理由

2026年の直接対決を数字で見ると、ドジャースは単に勝利数で上回っただけではない。6試合の合計得点でも優位に立っている。
6試合の合計スコア| 比較項目 | ドジャース | フィリーズ |
|---|---|---|
| 勝敗 | 4勝2敗 | 2勝4敗 |
| 総得点 | 34 | 23 |
| 総安打 | 55 | 39 |
| 本塁打 | 12 | 10 |
| 5月の成績 | 2勝1敗 | 1勝2敗 |
| 7月の成績 | 2勝1敗 | 1勝2敗 |
※総得点・総安打・本塁打は6試合の公式記録を集計したもの。
シーズン全体の打率・本塁打を比較直接対決だけでなく、2026年レギュラーシーズン162試合のチーム成績も比較しておきたい。
ドジャースはチーム打率.257、204本塁打、801得点。フィリーズは打率.240、182本塁打、713得点だった。
この数字から、ドジャースはシーズンを通じて安定した打撃力を発揮していたことが分かる。
特に打率では1分7厘、本塁打では22本の差がついた。得点力でもドジャースが88点上回っている。
一方、フィリーズにはカイル・シュワーバーのような長打力のある打者がいる。2026年のシュワーバーは45本塁打を記録しており、一発で試合の流れを変える力は健在だった。
両チームの戦力比較| 比較項目 | ドジャース | フィリーズ |
|---|---|---|
| 2026年レギュラーシーズン勝敗 | 100勝62敗 | 88勝74敗 |
| チーム打率 | .257 | .240 |
| 本塁打 | 204本 | 182本 |
| 総得点 | 801点 | 713点 |
| 盗塁 | 72 | 105 |
| 主な注目打者 | 大谷翔平、ベッツ、フリーマン、マンシー | ターナー、ハーパー、シュワーバー |
| チームの特徴 | 打撃の総合力と投手陣の安定感 | 長打力と機動力 |
出典:Baseball-Reference、StatMuseの2026年チーム成績。
勝ち越しの最大の理由は先発投手の働き6試合の勝敗を分析するうえで、特に注目したいのがドジャースの先発投手だ。
5月29日のロブレスキは7回1失点、5月31日の山本由伸は5回1/3を無失点、7月21日のロブレスキは6回1/3を1失点に抑えた。
この3試合はいずれもドジャースの勝利である。
対するフィリーズも7月20日に10得点を挙げるなど、打線の破壊力を見せた。しかし、3試合を通して安定して得点を重ねることはできなかった。
ドジャースの4勝2敗という結果には、主力打者の一発だけでなく、先発投手が試合を作り、終盤の救援陣につなぐ展開が大きく影響した。
なお、2026年の両チームの過去の対戦成績を見ると、2025年のレギュラーシーズンではフィリーズが4勝2敗。2026年はドジャースが4勝2敗となっており、シーズンごとに優劣が入れ替わっている。
【注目選手】大谷翔平・山本由伸とフィリーズの主力を分析
フィリーズ対ドジャースを語るうえで欠かせないのが、両チームの中心選手だ。
大谷翔平の2026年フィリーズ戦成績大谷翔平は2026年のフィリーズ戦6試合で、26打数7安打、打率.269、1本塁打、1打点を記録した。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 出場試合 | 6試合 |
| 打数 | 26 |
| 安打 | 7 |
| 打率 | .269 |
| 本塁打 | 1 |
| 打点 | 1 |
| 三振 | 9 |
最も印象的だったのは5月29日の試合だ。大谷はザック・ウィーラーからシーズン10号本塁打を放ち、チームの4対2の勝利に貢献した。
一方、6試合すべてで本塁打を量産したわけではない。大谷の成績は打率.269であり、対フィリーズ戦では相手投手との駆け引きも見どころになった。
大谷の存在感を評価する際には、本塁打数だけでなく、出塁や走塁、相手バッテリーへのプレッシャーも考慮したい。
山本由伸はフィリーズ打線にどう対応したか山本由伸は5月31日の対戦で大きな存在感を示した。
5回1/3を投げて自責点0、10奪三振。フィリーズ打線に5安打を許したものの、失点を1点に抑えた。
特に奪三振能力とピンチでの対応が光った試合だった。強打者を複数抱えるフィリーズに対して、投手が主導権を握れば試合を優位に進められることを示した。
フィリーズ側の注目選手トレイ・ターナー
7月20日の試合で3安打、2本塁打、5打点を記録。ドジャース投手陣に対して強烈なインパクトを残した。攻撃面だけでなく、走塁でも相手にプレッシャーを与えられる選手だ。
ブライス・ハーパー
フィリーズの中軸を担う存在。7月20日の試合では本塁打を放ち、7月22日にも打点を記録した。得点圏での対応力が重要な選手である。
カイル・シュワーバー
2026年シーズン45本塁打を記録。長打力ではフィリーズの大きな武器となっている。ドジャース投手陣が対戦時に警戒すべき打者の一人だ。
マックス・マンシー
ドジャース側で印象的な働きを見せた。5月31日の本塁打に加え、7月21日にはウィーラーから勝ち越し2ランを放った。重要な場面で長打を打てる点が強みだ。
【ポストシーズンの結果】2026年は両チームの直接対決なし
フィリーズ対ドジャースは、ポストシーズンでも注目されるカードだ。
ただし、2026年は両チームがプレーオフで直接対決することはなかった。
ドジャースはレギュラーシーズンを100勝62敗で終え、ナ・リーグ西地区1位。地区シリーズではブレーブスを3勝1敗で下したものの、リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗し、敗退した。
一方、フィリーズは88勝74敗でナ・リーグ東地区2位。ワイルドカードシリーズに進出したが、ブレーブスに1勝2敗で敗れた。
つまり、2026年の直接対決はレギュラーシーズンの6試合がすべてであり、ポストシーズンでのドジャース対フィリーズは実現していない。
この違いは、検索時に注意したいポイントだ。2025年のポストシーズンの対戦結果と、2026年のレギュラーシーズンの結果を混同すると、通算成績の見方を誤る可能性がある。
【今日の試合・試合日程・放送予定】次のフィリーズ対ドジャースはいつ?
2026年11月5日時点では、両チームの2026年レギュラーシーズンは終了している。そのため、今日のフィリーズ対ドジャースの公式戦やリアルタイム試合速報はない。
ただし、2027年のレギュラーシーズン日程はすでに発表されている。
2027年の直接対決日程- 4月20日~22日:ドジャース対フィリーズ(フィリーズ本拠地)
- 8月13日~15日:フィリーズ対ドジャース(ドジャース本拠地)
いずれも3連戦の予定だ。試合開始時刻や個別の先発投手は、今後の公式日程・発表を確認する必要がある。
日本での放送・配信について2026年のMLBポストシーズンは、日本ではNHK、J SPORTS、SPOTV NOWなどが中継・配信を担当した。
ただし、これは2026年ポストシーズン全体の放送情報であり、2027年のフィリーズ対ドジャースの個別試合について、放送局や配信サービスが確定したことを意味しない。
2027年の試合を日本で視聴する場合は、NHK BS、J SPORTS、SPOTV NOWなどの公式番組表・配信予定を試合日が近づいた段階で確認したい。
試合速報については、MLB公式スコアボードでイニング別の得点、安打、投手交代、最終スコアを確認できる。
【プロの結論】2027年の勝敗予想で重視したい3つのポイント
2026年の直接対決ではドジャースが4勝2敗で勝ち越した。しかし、2027年も同じ結果になると決まったわけではない。
次の対戦を予想するなら、以下の3点を重視したい。
1. 先発投手の組み合わせ2026年の対戦では、ロブレスキや山本由伸が好投した試合でドジャースが勝利した。
一方、フィリーズのサンチェスは7月20日の勝利に貢献している。
先発投手の防御率、直近の投球回数、奪三振率、対戦相手との相性を比較することが、最も基本的な判断材料になる。
2. 長打力と出塁能力のバランス2026年のチーム成績では、ドジャースが打率、本塁打、総得点でフィリーズを上回った。
ただし、フィリーズにはシュワーバーやハーパー、ターナーがいる。1試合で大量得点を生み出せる力は十分にある。
ドジャースの総合的な攻撃力を評価しながらも、フィリーズの一発を軽視するべきではない。
3. 救援投手のコンディション7月21日の2対1という結果は、接戦における救援投手の重要性を示している。
先発投手が好投しても、終盤にブルペンが崩れれば勝利は逃げてしまう。連戦での登板状況やクローザーの疲労度は、勝敗予想で見落とせない要素だ。
2026年のシーズン成績を基準にするなら、ドジャースをやや優位に評価できる。ただし、2027年は選手の移籍、故障、先発ローテーションの変更によって戦力が変わる可能性がある。
フィリーズ対ドジャースに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のフィリーズ対ドジャースは何勝何敗でしたか?
A1:レギュラーシーズンの直接対決は全6試合で、ドジャースが4勝2敗と勝ち越しました。5月と7月の3連戦で、それぞれ2勝1敗を記録しています。
Q2:2026年のフィリーズ対ドジャースの最終スコアは?
A2:5月29日は4対2、5月30日は3対4、5月31日は9対1、7月20日は7対10、7月21日は2対1、7月22日は9対5でした。ドジャース側から見たスコアです。
Q3:大谷翔平の2026年フィリーズ戦の打率は?
A3:6試合で26打数7安打、打率.269、1本塁打、1打点でした。
Q4:フィリーズとドジャースは2026年のポストシーズンで対戦しましたか?
A4:対戦していません。フィリーズはワイルドカードシリーズでブレーブスに敗れ、ドジャースはリーグ優勝決定シリーズでブルワーズに敗退しました。
Q5:2027年のフィリーズ対ドジャースはいつ開催されますか?
A5:発表済みの日程では、4月20~22日にフィリーズ本拠地、8月13~15日にドジャース本拠地で対戦する予定です。試合開始時刻や放送予定は今後の公式発表を確認してください。
Q6:2026年のチーム打率と本塁打数はどちらが上でしたか?
A6:ドジャースが上回りました。ドジャースは打率.257、204本塁打。フィリーズは打率.240、182本塁打でした。
2026年のフィリーズ対ドジャースは、5月と7月の全6試合でドジャースが4勝2敗。合計得点でも34対23と上回り、直接対決で優位性を示した。
勝ち越しを支えたのは、大谷翔平やマンシー、ベッツらの打撃だけではない。山本由伸やロブレスキを中心とする先発陣の好投も大きな要因だった。
一方、フィリーズも7月20日の10得点やターナーの2本塁打など、攻撃力の高さを証明している。6試合の結果だけで両チームの実力差を決めつけることはできない。
2027年には4月と8月に再び3連戦が予定されている。次の対決では、ドジャースが2026年の優位を維持するのか、それともフィリーズが雪辱を果たすのか。先発投手の顔ぶれと主力打者のコンディションが、勝敗を左右する大きな見どころになりそうだ。
主な参照資料:MLB公式試合記録・ポストシーズン記録、Baseball-Reference、StatMuse、MLB公式2027年日程発表。2026年11月5日時点。