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クールマイユールはどこ?2026年最新のスキー場・モンブラン観光とアクセス徹底解説

三橋 風花 三橋 風花 • 更新: • 公開: • 読了約 28 分
目次

クールマイユール(Courmayeur)は、イタリア北西部のヴァッレ・ダオスタ州に位置する、モンブラン山塊の南側に広がるアルプスの山岳リゾートです。標高約1,224mの街を中心に、世界的に知られるスキー場、標高3,466mの展望施設スカイウェイ・モンテ・ビアンコ、氷河や湖が点在するヴァル・フェレ、ヴァル・ヴェニなど、四季を通じて楽しめる自然と観光資源が集まっています。

2026年11月6日時点で、クールマイユールのスキー場は2026年11月28日から2027年4月11日までの冬季営業を予定しています。フランスのシャモニーとはモンブラントンネルや国際バスで結ばれ、イタリアとフランスを組み合わせたアルプス旅行の拠点にもなります。場所、観光名所、スキー場の規模、最新の営業日程、交通アクセスを整理します。

【場所を解説】クールマイユールはイタリアのどこ?モンブラン山麓の街の特徴

クールマイユール

クールマイユールは、イタリアの北西端に近いアルプス地方、ヴァッレ・ダオスタ州にある自治体です。フランスとの国境に近く、モンブラン山塊を挟んだ反対側にはフランスのシャモニーがあります。

イタリア語ではMonte Bianco、フランス語ではMont Blancと呼ばれるモンブランは、ヨーロッパを代表する高峰です。その山塊を間近に望むクールマイユールは、登山やスキーを楽しむ人だけでなく、景観や食文化、伝統的なアルプスの街並みを求める旅行者にも親しまれています。

クールマイユールの基本情報

クールマイユールの中心部は標高約1,224m。山に囲まれた地形を生かし、冬はスキーやスノーシュー、夏はトレッキングやマウンテンバイクなどが盛んです。

観光の特徴は、単なるスキーリゾートではないことです。高級ホテルやレストラン、山岳ガイドの文化、歴史的な集落が共存しており、自然と洗練された滞在型観光の両方を楽しめます。

また、クールマイユールはイタリア、フランス、スイスを結ぶアルプス観光の要所でもあります。シャモニーとの距離的な近さから、イタリア側とフランス側の景観や文化を比較する旅にも適しています。

街歩きで訪れたい歴史的な観光スポット

中心部では、歩行者向けのエリアとして整備されたヴィア・ローマ(Via Roma)周辺を散策するのがおすすめです。ショップや飲食店が並び、アルプスらしい街の雰囲気を感じられます。

観光スポットとして注目したいのが、18世紀に建てられたサン・パンタレオーネ教会(Church of San Pantaleone)です。歴史的な鐘楼や黒大理石の主祭壇など、地域の宗教建築の特徴を伝えています。

登山文化に関心がある人には、ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ山岳博物館も見逃せません。クールマイユールの山岳ガイドの歴史を知ることができ、イタリアで1850年に設立された山岳ガイド組織の伝統にも触れられます。

加えて、周辺にはドローネ(Dolonne)、アントレーヴ(Entrèves)、ラ・サックス(La Saxe)などの集落があります。石造りの建物や細い路地、古い噴水が残り、近代的なリゾートとは異なる山村の魅力を楽しめます。

【2026–2027年最新】クールマイユールのスキー場は大規模?営業期間とコースを解説

クールマイユールの冬の主役は、Courmayeur Mont Blanc Funivieが運営するスキーエリアです。モンブランの山並みを眺めながら滑れることが大きな魅力で、ヨーロッパのアルプスリゾートの中でも景観を重視する旅行者に人気があります。

スキー場の規模は約100km・33コース

クールマイユールの公式観光情報によると、スキーエリアはゲレンデとオフピステを合わせて約100km。全33コース、18基のリフトを備えています。

コースの内訳は、初級者向けのブルーが11コース、中級者向けのレッドが17コース、上級者向けのブラックが5コースです。初心者から熟練者まで、技量に応じて滑走エリアを選べる構成になっています。

エリアは主にチェクルイ(Chécrouit)側とヴァル・ヴェニ(Val Vény)側の2つの斜面に分かれます。公式情報では、最高地点の一つであるラルプ(l'Arp)は標高2,755m。人工降雪設備もエリアの80%超をカバーすると案内されています。

ただし、約100kmという数字は整備されたコースとオフピステを合わせた規模です。すべてが同じ難易度の整備済みゲレンデという意味ではありません。初めて訪れる場合は、コースマップでブルー、レッド、ブラックの区分を確認しておくと安心です。

2026–2027年の営業期間と営業時間

2026年11月6日現在、運営会社が公表している冬季営業予定は次のとおりです。

営業開始は2026年11月28日、営業終了は2027年4月11日。年末年始や祝日には営業時間が変わるため、旅行日程を決める際は通常日と休日を分けて確認する必要があります。

通常の営業時間は、平日が8時45分から17時まで、土日・祝日が8時25分から17時までです。繁忙期として案内されている期間には、休日と同じ営業時間が適用されます。

2026–2027年の営業情報一覧
項目 公式発表・内容 旅行者へのポイント
冬季営業期間 2026年11月28日~2027年4月11日 積雪や運営状況による変更に注意
平日営業時間 8:45~17:00 朝の滑走開始時間を確認
土日・祝日営業時間 8:25~17:00 通常平日より20分早く営業
スキーエリアの規模 約100km(コース・オフピステ) 2つの主要な斜面で構成
コース数 33コース ブルー11、レッド17、ブラック5
リフト数 18基 複数のエリアを結ぶ
最高地点の一つ ラルプ・標高2,755m 高所ならではの景観を楽しめる
人工降雪設備 エリアの80%超をカバー 実際の滑走可能状況は当日の確認が必要

公式情報では、スキーエリアの全利用者にヘルメット着用が義務付けられています。また、コースの営業状況は天候や積雪によって変動するため、旅行前だけでなく当日のリフト・ゲレンデ情報も確認しましょう。

クールマイユールのスキー場はどんな人に向いている?

初級者はブルーコースを中心に滑走計画を組み、必要に応じて現地のスキースクールを利用するとよいでしょう。公式観光情報では、スキーとスノーボードのスクールが案内されています。

中級者には17コースあるレッドコースが選択肢になります。上級者ならブラックコースやオフピステも魅力ですが、後者は通常のゲレンデとは安全管理の条件が異なります。雪崩や地形の危険を理解し、現地ガイドや専門家の助言を得ることが欠かせません。

また、クールマイユールではスキーだけでなく、山小屋での食事や高所でのアペリティーボなども楽しめます。夕方以降は街に戻ってレストランやショップを巡ることができ、滑走以外の時間も充実させやすいリゾートです。

【必見の観光名所】スカイウェイ・モンテ・ビアンコで標高3,466mの絶景へ

クールマイユールを代表する観光施設が、スカイウェイ・モンテ・ビアンコ(Skyway Monte Bianco)です。山麓からロープウェーを乗り継ぎ、モンブラン山塊を間近に望むプンタ・エルブロンネルまで上がることができます。

スキーをしない旅行者にとっても、クールマイユールを訪れる大きな理由になる施設です。

3つの駅を結ぶ高所ロープウェー

スカイウェイは、クールマイユールの山麓駅から中間駅パヴィヨン、山頂側のプンタ・エルブロンネルへと続く構成です。

  • クールマイユール駅:標高約1,300m。ロープウェーの出発地点。
  • パヴィヨン駅:標高2,173m。展望テラスや飲食施設、展示施設がある中間地点。
  • プンタ・エルブロンネル駅:標高3,466m。360度のパノラマを楽しめる展望施設。

最上部のプンタ・エルブロンネルには円形の展望テラスがあり、氷河や花崗岩の峰々を一望できます。館内にはモンテ・ビアンコ・ルームがあり、山の結晶などを展示しています。高所で食事を楽しめるパノラミック・ビストロも設けられています。

中間駅のパヴィヨンも単なる乗り換え場所ではありません。モンブラン・インフィニティ・ルームやハンガー2173、アルパイン・レストランなどがあり、夏には約900種の植物を観察できる植物園も楽しめます。

2026年11月から2027年の運行予定

2026年11月6日時点の公式運行カレンダーでは、スカイウェイは11月15日まで運行した後、11月16日から12月4日まで休業し、12月5日に再開する予定です。

2027年春には4月19日から5月21日まで休業し、5月22日から再開する予定となっています。

運行時間は時期によって変わります。冬季の主な予定は次のとおりです。

  • 2026年12月5日~26日:始発8時30分、最終往復便14時30分
  • 2026年12月27日~2027年1月6日:始発8時30分、最終往復便15時30分
  • 2027年1月7日~11日:始発8時30分、最終往復便15時30分
  • 2027年1月12日~29日:始発8時30分、最終往復便14時30分
  • 2027年1月30日~2月14日:始発8時30分、最終往復便15時30分
  • 2027年2月15日~4月18日:始発8時30分、最終往復便14時30分

ロープウェーは15分間隔で出発する予定ですが、気象条件や技術上の事情で変更される場合があります。予約した場合は、出発駅に15分前までに到着することが推奨されています。

また、プンタ・エルブロンネルでの滞在は、クールマイユール出発時刻から1時間30分までという制限があります。高所でゆっくり過ごす計画を立てる場合には、この条件を考慮してください。

よくある誤解:スカイウェイでモンブランの山頂まで行ける?

スカイウェイの終点はモンブランの山頂そのものではありません。到着するのは標高3,466mのプンタ・エルブロンネルです。

実際のモンブラン山頂はさらに高い位置にあり、登頂には登山技術や適切な装備、気象判断が必要です。ロープウェーで行ける展望施設と、登山による山頂到達はまったく異なる体験です。

観光目的であれば、プンタ・エルブロンネルの展望テラスから景色を楽しむことを中心に計画するのが現実的です。なお、標高3,466mは平地とは気温や気圧が大きく異なる環境です。防寒着を用意し、体調に注意しながら滞在しましょう。

【周辺の自然を満喫】ヴァル・フェレとヴァル・ヴェニの観光名所

クールマイユールの魅力を深く知るには、街の周辺に広がる2つの谷を訪れることも大切です。北側のヴァル・フェレと南側のヴァル・ヴェニは、どちらもモンブラン山塊を望めますが、景観や楽しみ方には違いがあります。

ヴァル・フェレ:家族向けの散策から本格的なトレッキングまで

ヴァル・フェレ(Val Ferret)は、モンブランやグランド・ジョラス、ダン・デュ・ジェアンなどの山々を望む谷です。夏には緑の草原やカラマツ林が広がり、比較的穏やかな散策から本格的な登山まで楽しめます。

代表的な立ち寄り先は、リフージョ・ベルトーネ、リフージョ・エレナ、リフージョ・ボナッティなどの山小屋です。景色を眺めながら食事や休憩を楽しめるため、長時間のトレッキングをしない旅行者にも魅力があります。

スイス国境付近のグラン・コル・フェレも有名なルートです。イタリア、スイス、フランスの3か国を巡るトゥール・デュ・モンブラン(Tour du Mont Blanc)の一部にもなっています。

冬にはクロスカントリースキーやスノーシューが楽しめます。アルペンスキーとは違った静かな雪山の雰囲気を味わいたい人に適したエリアです。

ヴァル・ヴェニ:氷河と湖が織りなすダイナミックな風景

ヴァル・ヴェニ(Val Vény)は、モンブラン南麓の雄大な自然を体感できる谷です。ミアージュ氷河やブレンヴァ氷河、プテレイの森、氷河湖などが代表的な見どころです。

特に訪れたいのがミアージュ湖(Lago del Miage)とコンバル湖(Lago Combal)です。ミアージュ湖は氷河の末端付近に形成された湖で、周辺のモレーンと氷河地形を観察できます。コンバル湖は周囲の山々や氷河を映し出す景観が印象的です。

さらに奥へ進むと、トゥール・デュ・モンブランの重要な休憩地点であるリフージョ・エリザベッタに到着します。その先にはイタリアとフランスを結ぶコル・ド・ラ・セーニュがあります。

ヴァル・ヴェニでは、夏季にアントレーヴから標高1,912mのプレ・ド・パスカルへ向かうロープウェーも利用できます。歩行距離を抑えて山の景観を楽しみたい人には便利な選択肢です。

季節によって変わる2つの谷の楽しみ方

ヴァル・フェレは比較的穏やかな散策や山小屋巡り、ヴァル・ヴェニは氷河や湖、ダイナミックな山岳景観を目的とした訪問に向いています。

ただし、どちらも標高の高い山岳地域です。夏でも天候の急変や残雪があり、季節によって通行できる道路や遊歩道が異なります。目的地の営業状況やバスの運行、登山道の状態を事前に確認してください。

【アクセス・行き方】イタリアからクールマイユールへ行く方法とシャモニー間の移動

クールマイユールへのアクセスは、車、バス、鉄道、飛行機を組み合わせる方法があります。イタリア国内から向かう場合と、フランス側からモンブランを越える場合ではルートが異なります。

車で行く場合:モンブラントンネルが主要ルート

イタリア国内からは、トリノとアオスタを経由する高速道路A5や、国道SS26が主要ルートです。

フランス側からアクセスする場合は、モンブラントンネル(Tunnel du Mont Blanc)を利用できます。このトンネルはイタリアとフランスを結ぶ有料道路で、全長は約11.6kmです。クールマイユールとシャモニーを車で移動する際の主要な交通ルートになっています。

ただし、モンブラントンネルは通常の道路とは異なり、安全管理やメンテナンスのための交通規制があります。ATMBの2026年の案内では、長期間の全面閉鎖による改修工事は予定されていない一方、定期的な夜間メンテナンスに伴う通行止めが実施されるとされています。

特に2026年11月から12月にかけて移動する場合は、出発直前にトンネルの公式交通情報を確認が必要です。

また、シャモニー側では2026年11月1日から2027年3月31日まで、乗用車などに冬用タイヤ4本の装着、または駆動輪2輪以上に対応する金属・布製チェーンの携行が求められています。冬季のドライブでは装備条件にも注意しましょう。

バスで行く場合:アオスタやシャモニーから移動

公共交通を利用するなら、アオスタを経由するルートが便利です。クールマイユールはアオスタ方面や北イタリアの主要都市とバスで結ばれています。

鉄道を利用する場合は、キヴァッソ~アオスタ線を使い、アオスタからバスに乗り継ぐ方法が基本です。クールマイユールの街に鉄道駅があるわけではないため、乗り継ぎ時間を考慮して計画してください。

また、現地の公共交通は街の中心部とヴァル・フェレ、ヴァル・ヴェニ、ドローネなどの集落を結んでいます。レンタカーを使わずに周辺観光を楽しむ際にも活用できます。

クールマイユールからシャモニーへ行くバス

クールマイユールとフランスのシャモニーを結ぶ国際バスも運行されています。Arriva ItaliaがフランスのBorini Mont Blancと連携して提供する路線です。

2026年9月1日から12月13日までの時刻表が案内されており、公式観光情報では1日最大6便の運行が紹介されています。運賃はArriva Italiaの案内で15ユーロからとなっています。

主な乗降場所は次のとおりです。

  • クールマイユール:Piazzale Monte Bianco
  • シャモニー:Gare Routière(バスターミナル)

この路線は予約が原則必要です。オンライン予約、指定販売窓口、空席がある場合の車内購入に対応しています。ただし、車内購入は座席の空き状況によります。

さらに注意したいのが、シャモニーからアオスタやミラノへ向かう場合の乗り継ぎです。Arriva Italiaは、シャモニー~クールマイユール間とクールマイユール~アオスタまたはミラノ間について、別々のチケット購入が必要と案内しています。

トンネルの交通状況によって接続が保証されないため、同日に長距離移動する場合は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。2026年12月14日以降に旅行する場合は、次期時刻表の確認も必要です。

飛行機で行く場合:利用できる主な空港

遠方から訪れる場合は、イタリアやスイスの空港を利用する方法もあります。クールマイユールの公式観光情報では、主な空港までのおおよその距離を次のように案内しています。

  • ジュネーブ空港:約115km
  • トリノ・カゼッレ空港:約150km
  • ミラノ・マルペンサ空港:約212km
  • ミラノ・リナーテ空港:約235km

ジュネーブ空港は距離的に近い選択肢ですが、国境を越える移動や道路交通の状況を考慮する必要があります。トリノ空港はイタリア国内からアクセスしたい場合の候補です。

空港からはバスや車を組み合わせて移動します。飛行機の到着時刻だけでなく、空港からクールマイユールまでの移動時間も含めて計画してください。

【季節別の楽しみ方】冬のスキーから夏のトレッキングまで2026年の旅行計画

クールマイユールは、訪れる季節によって旅行の目的が大きく変わる場所です。冬はスキーリゾートとしての魅力が際立ちますが、雪のない時期にも氷河や湖、山岳トレイルを楽しめます。

冬:スキーと雪山のアクティビティ

12月から3月にかけては、クールマイユールの冬季観光が本格化します。アルペンスキーだけでなく、スノーシュー、スキーツーリング、スノーボードなども楽しめます。

ヴァル・フェレではクロスカントリースキー、ヴァル・ヴェニではスノーシューや雪山散策など、スキー場のゲレンデとは違った過ごし方もあります。

スキーをしない人は、街のレストランやショップを巡ったり、営業中のスカイウェイで高所の景観を楽しんだりするのもおすすめです。ただし、スカイウェイは冬季にも定期休業期間があるため、スキー場と同じ営業カレンダーだと思い込まないようにしましょう。

春:営業終了時期と山岳観光の切り替わり

春はスキーシーズンの終盤にあたります。2026–2027年は4月11日がスキーエリアの営業終了予定日です。一方、スカイウェイも4月19日から5月21日まで休業する予定となっています。

春の山岳地域では、標高や日当たりによって雪の残り方が異なります。街中では歩きやすくても、高所のトレッキングルートには残雪がある場合があります。一般的な観光シーズンと登山道の安全な利用期間は必ずしも一致しません。

夏:トレッキングとトゥール・デュ・モンブラン

夏のクールマイユールは、登山やハイキングの拠点として魅力が高まります。ヴァル・フェレやヴァル・ヴェニでは、氷河、森林、湖、山小屋を組み合わせたルートが豊富です。

代表的なのがトゥール・デュ・モンブラン(Tour du Mont Blanc)です。イタリア、スイス、フランスの3か国を通るモンブラン山塊一周のトレッキングルートで、公式観光情報では全長174km、所要日数10~12日、難易度は中級と案内されています。

クールマイユールはその重要な通過地点です。リフージョ・ベルトーネからリフージョ・ボナッティを経てヴァル・フェレを進むルートでは、モンブラン山塊の雄大な景色を楽しめます。

また、8月にはウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン(UTMB)も開催されることで知られています。世界各国からトレイルランナーが集まる山岳スポーツの舞台としても存在感があります。

秋:混雑を避けて自然と街を楽しむ

秋は、観光客が比較的落ち着く時期です。ヴァル・フェレやヴァル・ヴェニではカラマツなどの森林が色づき、湖と山々の景色も季節によって表情を変えます。

ハイキングや写真撮影、歴史的な集落の散策を目的とする人には魅力的な季節です。ただし、標高の高い場所では雪が降り始めることもあり、山小屋やリフトの営業終了も進みます。

秋の旅行では、観光施設の営業日と公共交通の運行期間を先に確認しておくと、現地での予定変更を減らせます。

【プロの結論】クールマイユール旅行で失敗しないための選び方と注意点

クールマイユールを旅行先として評価する際に重要なのは、モンブランという一つの山だけに注目しないことです。この街の価値は、スキー場、ロープウェー、2つの谷、山岳文化、フランスとの交通ネットワークが一つの地域にまとまっている点にあります。

旅行目的によって滞在の組み立て方を変える

初めて訪れる旅行者で、登山経験がなくてもアルプスの絶景を見たい場合は、スカイウェイ・モンテ・ビアンコを中心に予定を組む方法が適しています。高所までロープウェーでアクセスでき、短時間でもモンブラン山塊の景観を楽しめます。

スキーを目的とする人は、2026年11月28日から2027年4月11日までの営業予定を基準に宿泊日を決めるとよいでしょう。複数日滑る場合は、コースの難易度だけでなく、リフトの配置や滞在中の天候も考慮する必要があります。

自然をじっくり味わいたい人には、夏のヴァル・フェレとヴァル・ヴェニがおすすめです。日帰りの散策だけでなく、山小屋を利用したトレッキングも選択肢になります。

クールマイユールをおすすめできる人
  • モンブランを間近で眺めたい人
  • スキーとアルプスの高級リゾート滞在を両立したい人
  • イタリアとフランスを組み合わせた旅行を計画している人
  • 氷河湖や森林、山岳トレイルなどの自然を楽しみたい人
  • 山岳文化や歴史的なアルプスの集落に興味がある人
旅行前に注意したいポイント

一方で、短時間で複数の山岳スポットを巡りたい人や、天候に左右されない観光を希望する人には、必ずしも計画どおりに進まない可能性があります。ロープウェーや山岳道路、登山道は天候や季節による影響を受けるためです。

特にスカイウェイは標高3,466mまで上がるため、気温や気圧の変化に備える必要があります。高所での体調が心配な場合は、無理をせず、事前に医療専門家へ相談してください。

また、モンブラントンネルを利用してフランスへ移動する場合、夜間のメンテナンス通行止めや交通渋滞が旅行日程に影響することがあります。シャモニー行きのバスも、予約や乗り継ぎ条件を確認しておくことが重要です。

旅行の満足度を高めるには、観光スポットを詰め込むよりも、スキーならスキー、自然散策なら谷歩き、絶景ならスカイウェイというように、主目的を決めてから周辺観光を追加する方法が合理的です。

クールマイユールに関するよくある質問(FAQ)

Q1:クールマイユールはイタリアとフランスのどちらにありますか?
A1:クールマイユールはイタリア北西部のヴァッレ・ダオスタ州にあります。モンブラン山塊の南側に位置し、フランスのシャモニーとはモンブラントンネルや国際バスで結ばれています。

Q2:クールマイユールのスキー場は2026–2027年にいつ営業しますか?
A2:運営会社の公式発表では、2026年11月28日から2027年4月11日までの営業予定です。平日は8時45分から17時、土日・祝日は8時25分から17時が基本の営業時間です。積雪や運営上の事情によって変更される可能性があります。

Q3:スカイウェイ・モンテ・ビアンコはモンブラン山頂まで行けますか?
A3:山頂ではなく、標高3,466mのプンタ・エルブロンネルまでアクセスできます。360度の展望テラスからモンブラン山塊や氷河を眺められますが、実際の山頂への登頂には専門的な登山技術が必要です。

Q4:クールマイユールからシャモニーへはバスで行けますか?
A4:はい。Arriva Italiaなどがクールマイユールとシャモニーを結ぶ国際バスを運行しています。2026年12月13日までの時刻表が公開されており、予約が原則必要です。運賃は15ユーロからと案内されています。

Q5:クールマイユール観光のベストシーズンはいつですか?
A5:スキーなら12月から3月、トレッキングや氷河湖巡りなら夏が有力な選択肢です。秋は森林の紅葉や比較的落ち着いた街歩きを楽しめます。目的に応じて観光施設や交通機関の営業期間を確認してください。

クールマイユールは、イタリア北西部のヴァッレ・ダオスタ州にあるモンブラン山麓の山岳リゾートです。約100kmのゲレンデ・オフピステ、33コースを備えるスキー場をはじめ、標高3,466mのスカイウェイ・モンテ・ビアンコ、氷河湖が広がるヴァル・フェレやヴァル・ヴェニなど、多彩な観光資源を持っています。

2026–2027年のスキーシーズンは11月28日から翌年4月11日までの予定です。一方、スカイウェイには独自の休業期間があり、モンブラントンネルやシャモニー行きのバスにも運行・交通条件があります。

旅行を成功させる要点は、訪問時期と目的を先に決め、スキー場、ロープウェー、周辺の谷、国境を越える交通手段をそれぞれ確認することです。

モンブランの絶景だけでなく、イタリアの山岳文化やフランスとの国境地域ならではの魅力まで味わえるクールマイユール。冬のスキー旅行にも、夏のアルプス周遊にも、滞在する価値のある目的地です。

参照した主な公式情報

- クールマイユール観光局・公式観光情報
- Courmayeur Mont Blanc Funivie(スキー場運営会社)
- Skyway Monte Bianco(ロープウェー運営会社)
- Arriva Italia(バス運行会社)
- ATMB(モンブラントンネル運営関連機関)

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三橋 風花
トレンドリサーチャー 三橋 風花
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