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【歴代CM女王を検証】川口春奈・芦田愛菜・今田美桜の順位はどう変わった?

大楠 志音 大楠 志音 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

CM女王の歴代順位を振り返ると、川口春奈の強さが際立つ。一方、芦田愛菜、本田翼、今田美桜なども時代ごとに首位争いを繰り広げてきた。

2021~2025年の年間CM起用社数ランキング

ニホンモニターなどが公表した年間ランキングを整理すると、次のような推移になる。

年 年間トップの女優 起用社数 特徴
2021年 本田翼 16社 CM起用で存在感を発揮
2022年 芦田愛菜 17社 若年層から幅広い層まで支持
2023年 川口春奈 21社 年間首位を獲得
2024年 川口春奈 24社 2年連続で首位
2025年 川口春奈 21社 3年連続で年間首位

2024年の24社は、この期間の川口春奈にとって特に高い数字だった。2025年は21社に減少したものの、芦田愛菜の20社を上回り、3年連続の年間王者となっている。

川口春奈が長期間CMに起用される理由

川口春奈の強みは、特定の商品ジャンルだけに偏らない企業との接点にある。

2025年の起用企業には、味の素、カルビー、森永乳業などの食品関連企業のほか、ENEOS、日本製鉄、JCB、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、はま寿司などが並んだ。

食品、金融、エネルギー、製造業、サービス業まで幅広い。

こうした企業構成から読み取れるのは、特定のファン層に依存しない広告展開のしやすさだ。日常生活に関係する商品から企業イメージを伝える広告まで、幅広い用途で起用されている。

また、2023年21社、2024年24社、2025年21社という推移は、単発の話題性だけでは説明しにくい継続的な実績でもある。

芦田愛菜と今田美桜が追い上げる構図

川口春奈と並んで注目したいのが芦田愛菜だ。

芦田愛菜は2025年の年間ランキングで20社を獲得。2026年上半期もニホンモニターで15社、エム・データで15社と、両調査で上位を維持している。

今田美桜も2025年の15社から2026年上半期の16社へと伸ばした。さらにエム・データの2025年TV-CM放送回数ランキングでは、女性1位の13,217回を記録している。

つまり、川口春奈は起用社数の継続性、芦田愛菜は安定した企業数、今田美桜は放送露出の強さという、それぞれ異なる特徴を持っている。

【視聴者人気ランキング】CMサイトで最近気になる女優1位は渋谷凪咲

cmランキング女優

企業が選ぶ女優と、視聴者が気になる女優は同じなのだろうか。

その違いを知るうえで参考になるのが、CMサイトが実施したインターネット調査を集計したランキングー!の「最近気になるCM女優・女性タレントランキング」だ。

2025年最新版の人気ランキングTOP10

2025年6月26日公開の第2回調査では、次の結果となった。

順位 女優・女性タレント 得票数
1位 渋谷凪咲 256票
2位 黒木華 235票
3位 河合優実 205票
4位 松本穂香 199票
5位 原菜乃華 195票
6位 中村アン 193票
7位 桜田ひより 190票
8位 吉谷彩子 188票
9位 出口夏希 187票
10位 小坂菜緒 172票

この調査の有効回答者数は4,784人。対象は10~50代の男女で、性別を回答しない人も含まれている。調査日は2025年1月13日だ。

ここで意外なのは、企業別の起用社数で首位を争う川口春奈や芦田愛菜が、このランキングのトップ3には入っていないことだ。

1位・渋谷凪咲が視聴者の関心を集めた理由

渋谷凪咲

256票・1位

1位に選ばれたのは、元NMB48の渋谷凪咲。

サントリーのチューハイ「−196」などのCMへの出演が紹介されている。親しみやすい表情や、バラエティー番組などで見せる明るいキャラクターも、視聴者が関心を持つきっかけとして考えられる。

ただし、256票は調査参加者による得票であり、CM契約社数を表す数字ではない。

2位・黒木華と3位・河合優実にも注目


2位:(235票)

サントリー「金麦」などのCMが紹介されている。落ち着いた雰囲気と自然な演技が印象に残る存在だ。


3位:(205票)

サントリーコーヒー「クラフトボス」や「さとふる」などのCMに出演。ドラマ『不適切にもほどがある!』での活躍も紹介されている。

河合優実については、同ランキングの記事でもドラマで知った視聴者がCM出演をきっかけに関心を持つ傾向が紹介されている。作品での認知が広告への注目につながる例として興味深い。

2026年の視聴者人気では今田美桜も注目

2026年のCMサイトによる別の調査では、上半期の顔だと思う女優ランキングで今田美桜が1位、吉岡里帆が2位、浜辺美波が3位となった。

この調査は2,884人を対象に2026年5月22日に実施されたもので、映画、ドラマ、CM、舞台などを含む総合的な注目度を尋ねている。

そのため、2025年のCM女優専門ランキングとは別物だが、今田美桜の視聴者からの認知度を考える参考資料になる。

【集計方法を徹底比較】CM起用社数と人気ランキングはなぜ違う?

女優CMランキングを比較するとき、最も注意したいのが調査主体による集計方法の違いだ。

同じ2026年上半期を対象としていても、ニホンモニター、エム・データ、ビデオリサーチでは異なる数字が発表されている。

主要3調査とCMサイトの違い
調査主体 評価指標 2026年上半期・主な結果 集計の特徴
ニホンモニター 起用社数 川口春奈17社 実際に放送されたCMの企業数
エム・データ TV-CM会社数 川口春奈18社 独自の会社データベースで集計
ビデオリサーチ 起用社数・露出量 川口春奈24社、今田美桜が露出1位 テレビ広告統計を利用
CMサイト 視聴者の関心度 2025年調査で渋谷凪咲256票 インターネットアンケート

この表で重要なのは、ランキングの数字が同じ意味を持っていないことだ。

ニホンモニターとエム・データは、ともにテレビCMの実際の放送実績を基礎としている。一方、ビデオリサーチは起用社数に加え、CM露出量も分析する。CMサイトは視聴者へのアンケートで関心度を調べている。

在京民放キー局5局の集計基準とは?

ニホンモニターの2026年上半期調査では、対象局は次の5局だ。

- 日本テレビ
- テレビ朝日
- TBS
- テレビ東京
- フジテレビ

対象は東京地区の民放5局で実際にオンエアされたテレビCM。調査期間は2026年1月1日から6月21日までとなっている。

エム・データの2026年上半期調査も、同じ東京地区の地上波キー局5局を対象とする。ただし、調査期間は6月30日までだ。

また、集計から除外されるCMにも違いがある。

ニホンモニターでは、番組宣伝、番組コラボCM、映画CM、楽曲MV内の出演、ナレーションのみの出演などを除外している。

エム・データでも、映画告知、通販、イベント事業系、放送局系CM、ナレーションのみの出演、スポーツ中継映像だけの登場などを対象外としている。

加えて、エム・データは男性・女性の区分についても、実際の性別ではなく、同社のキャラクター分類基準を採用している。

「CM契約社数」と「実際の契約期間」は同じではない

ここは検索ユーザーが誤解しやすいポイントだ。

ニホンモニターの説明によれば、起用社数は契約期間そのものではなく、調査期間中に出演CMが実際に放送されたかどうかでカウントされる。

また、グループ企業内で複数の企業がそれぞれ起用している場合は、別々の企業として数える。

つまり、ランキングの21社は、21件の契約期間や契約金額を意味するわけではない。

CM契約社数ランキングという言葉だけを見ると、現在契約している企業の総数や契約金額を比較しているように感じるが、実際は調査期間内の放送実績に基づく数字だ。

【プロの結論】2026年に注目すべきCM女優とランキングの見方

ここまでのデータから、2026年の女優CM市場は大きく3つの方向から見ると理解しやすい。

1. 安定した起用実績なら川口春奈・芦田愛菜

川口春奈は2023~2025年の年間首位を維持し、2026年上半期もニホンモニターとエム・データの両方で会社数トップとなった。

芦田愛菜も2025年20社、2026年上半期15社という実績を持つ。

両者は、単年の話題性ではなく、複数年にわたる企業起用の実績を評価したいときに注目すべき存在だ。

2. CM放送露出なら今田美桜

今田美桜は2025年のTV-CM放送回数で女性1位を獲得。2026年上半期もビデオリサーチでCM露出タレント1位となっている。

起用社数だけでは測れないテレビ画面への登場頻度という点で、非常に存在感が大きい。

3. 急上昇する新世代なら見上愛・畑芽育


エム・データの2025年急上昇ランキングで女性トップ。前年4社から11社へと7社増加した。



ニホンモニターの2026年上半期の躍進タレントとして紹介され、前年年間4社から8社へと伸ばした。

見上愛の2025年の起用企業には、日産自動車、朝日新聞社、西武鉄道、花王、カンロ、カネボウ化粧品、日本中央競馬会などが含まれる。

自動車、新聞、鉄道、化粧品、食品、レジャー関連と幅広く、単一ジャンルに限らない起用の広がりが特徴だ。

畑芽育についても、2026年上半期に8社という実績は、新世代のCMタレントを考えるうえで見逃せない。

CMランキングを判断するときの3つの基準

ランキングを参考にする目的によって、重視する数字は変わる。

- 企業からの起用実績を知りたい人:ニホンモニター、エム・データの起用社数を確認する。
- テレビでよく見る女優を知りたい人:ビデオリサーチのCM露出ランキングを確認する。
- 視聴者が気になっている女優を知りたい人:CMサイトなどのアンケート結果を確認する。

一つのランキングだけで人気や実力を決めるのではなく、複数の調査を組み合わせることで、CM市場の実態が見えてくる。

【女優CMランキング】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年最新のCM女王は誰ですか?

A1:2026年上半期のニホンモニターでは川口春奈が17社で1位。エム・データでは18社で1位となっている。調査主体によって数字は異なるが、両社で首位を獲得している。

Q2:2025年のCM起用社数ランキングで1位だった女優は誰ですか?

A2:川口春奈。ニホンモニターの2025年年間ランキングでは21社で1位となり、3年連続の年間王者を達成した。

Q3:エム・データの2025年TV-CM急上昇ランキングで女性トップは誰ですか?

A3:見上愛。2024年の4社から2025年の11社へ増加し、7社増で女性トップとなった。

Q4:CMサイトの最近気になるCM女優ランキング1位は誰ですか?

A4:2025年6月公開の第2回ランキングでは渋谷凪咲が256票で1位。2位は黒木華、3位は河合優実だった。

Q5:CM起用社数は実際の契約社数と同じですか?

A5:必ずしも同じではない。ニホンモニターなどでは、契約期間ではなく調査期間内に実際に放送されたCMを基準に集計している。

Q6:CM放送回数ランキングと起用社数ランキングは何が違いますか?

A6:放送回数はCMが何回流れたかを示す数字で、起用社数は何社の企業のCMに出演したかを示す数字だ。今田美桜のように放送回数で強さを示す女優と、川口春奈のように起用企業数で強さを示す女優がいる。

2026年11月時点の女優CMランキングを整理すると、起用社数の実績では川口春奈が引き続きトップクラスの存在感を示している。2025年の年間首位に続き、2026年上半期もニホンモニターとエム・データで首位を獲得した。

一方、今田美桜はCM放送回数と露出量で強さを発揮し、芦田愛菜は安定した起用社数を維持。見上愛や畑芽育といった新世代の俳優にも注目が集まっている。

また、CMサイトのアンケートでは渋谷凪咲、黒木華、河合優実が上位に入っており、企業が選ぶ女優と視聴者が気になる女優には違いがある。

【プロの結論】CM女王を判断するなら、起用社数、放送回数・露出量、視聴者の関心度という3つの指標を分けて見ることが大切だ。2026年の年間ランキングが発表された際には、川口春奈の連覇が続くのか、今田美桜や芦田愛菜が首位を奪うのか、そして見上愛や畑芽育がどこまで順位を伸ばすのかが大きな焦点になる。

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